そら企業理念


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【 企業理念 】 そらや / そら庭設計事務所

     「真の価値」 を伝える。

      それによって磨かれる

     家族、地域、子どもたち の感性

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第3期 早朝勉強会内容・・

 月曜日 : 「ほぼ日」
 火曜日 : 「致知」
 木曜日 : 「論語」
 金曜日 : 「庭」
 土曜日 : 「Free」



2013年12月24日火曜日

そらの早朝勉強会 お休み中~




師走ということもあり、現場に全力を注いでます。

また1月から 第3期・そらの早朝勉強会 がはじまります!

お楽しみに♪


2013年12月11日水曜日

2013.12.11 ブロックの話

今日の勉強会は庭の質問コーナー

今日の話の中心はコンクリート・ブロックについてです。
このブロックは外構の材料の中でも一番身近で
よく知られてるものだと思います。
知ってるつもりの材料なだけに、思い込みで
扱ってしまうところですが、厚みや種類もあり、
施工する時の注意も要ります。

例えば一見ブロックが地面からはえている格好が
きれいに思いますが、
地面から基礎が少し出ているのが
望ましい施工だったりします。
この基礎は本当に重要で、DIYで自分で施工される場合でも
よくよく考えてほしいと思います。高さのある壁だと基礎を
正しく施工しないと地震などで簡単に壊れます。

本当はこのあたりは私たち外構を仕事とするものが
積極的に啓蒙していかなくてはならないと思いますが、
実は自分達も地面からはえている格好で施工するのが
普通になっていたりします。
これはブロックが何十年もそこにあるというよりは、
ある程度消耗品や仮設のように扱われる面があり、
手間やコストを考えてそうなった経緯があります。
もちろん見えなくても基礎はしっかりと施工していますが、
ただそれを見た一般の人が安易にDIYでやっておられるとすると、
やっぱり問題はこちら側にあるんだろうなぁと思います。

藤井




2013年12月10日火曜日

2013.12.10 のびのび生きる

今日の勉強会は
ほぼ日刊イトイ新聞から

どんな人にもつくろうと思わなくても敵が居て、
10人いたら10人に好かれることはなくて、何人かには
嫌われる。
それを気にしてなんとか10人全員に好かれようとすると
今度は自分に無理がきてしまう。
だったら、敵はいるものだと割り切る。
それはもう仕方がないとあきらめる。
それを理解すればのびのびして、気持ちよく晴れ晴れして生きられる。


そらの船長は10人中で1人、分かってくれさえすればいいなら、
思い切り自分を出して、楽に生きることができると言います。
好かれよう、嫌われまいとするのは、ある意味普通のことです。
ただ、本人はきゅう屈です。
嫌われることを受け入れれば、いい意味で自己中心的になって、
自分を出すことができる。それでも好きだと思ってもらえたら
それこそ本当の理解者になってくれる。

自分も、嫌われてもまあいいかと思えるくらいの自分自身を
まずつくっていかなくてはいけないと思います。
素を大切にしつつ、自分も育てないといけません。

庭でも自分らしいプランを出したいと思っています。
自分の素をそのまま表現したようなプランを出せれば最高です。
まだそこまでいかないから、まずは一部分でもゆずれないものを出して、
そこを理解してもらう事からです。

今日この記事を選んだ仲間は
「楽しみたいから変わりたい」と言いました。

そうそう。そうなんです。

藤井

2013年12月9日月曜日

2013.12.9 雨の現場

今日の勉強会は共有会議です。

それぞれの案件の状況や、それに関連して
年末年始に商談がまたがるお客さんのフォローなどについて
話しました。

勉強会が早めに終わったのでそれぞれ現場へ向かいますが
今日は雨の予報で、何時から降るかが微妙でした。
外構工事なので当たり前ですが天気に左右されることが多くなります。

例えばこの時期は気温も低いため、雨の日にコンクリートは打ちたくないですし、
植栽の水やりを夕方にすると凍ってしまうなどの注意点があります。
また雨が降ると作業者がけがをする危険性も上がります。
機会があれば「雨の現場の注意点」という勉強会もいいかもしれません。

ただ工事が年末年始にかかってしまうとお客さんの不便が長く続くので、
そうも言っていられない場合もあります。

今日の現場の近くで新築の基礎工事をしている現場があり、その業者さんと
現場に入ってくれた職人さんが知り合いで、少し話に混ぜてもらいました。
消費税と年末が絡んで忙しく、今日も雨の前にコンクリートを打ってしまいたい
ということでした。また震災需要などからコンクリート打設車の新車や中古車が
不足しているという話も聞きました。
家の工事も庭の工事も額が大きいので世の中の動きに絡んで忙しくなったり
そうでなかったりします。ただ自分はそんなことを考える余裕もなく、この一件を
なんとか納得いくものにしたいと思っています。


藤井










2013年12月7日土曜日

2013.12.7 掃除に必要なもの

今日の勉強会は致知12月号から

平和活動家が基地のフェンスに巻きつける赤い旗やテープ。
これを掃除して街をきれいにしようと考える活動を取り上げています。

反オスプレイの一環としてフェンスに巻かれた赤いガムテープ。
沖縄ではこれに触れたり剥がしたりするのはタブーだそうです。
それに疑問を持った若者二人が始めたのが始まりです。
平和の象徴でも、よく考えたら街をよごしてるよねという素直な行動は、
立場や自分の思いだけで行動する一部の人たちを怒らせているようです。

私は街を汚さずに平和活動すれば済むのに、と単純に思ってしまいます。
それより平和活動自体が白い目で見られることのほうが問題だと思うのですが・・・。
記事の中にある「掃除にイデオロギーは必要ない」これに尽きます。
たぶん素直な心が必要なんです。


そらの現場に応援で来てくれる職人さんがおられるのですが、
その方は毎回現場に入っているわけでもない(応援なので)のに
お客さんの話によく出るそうです。
それはその職人さんの掃除が丁寧だからという理由なのです。
多分その方は誰かが見てる見てない関係なくそれができる人で、
素直な心がお客さんにも伝わるんだと思います。

実はそらの前身は清掃業で、そら船長のお父さんがされていました。
デパートなどの清掃はスタッフに任せて、自らは進んで一番汚れている
場所の掃除をされる方だったそうです。

私がそらの事務所にきて最初に感じたのは、きれいに片付いているなあ
という印象でした。
今も整理整頓を船長に任せてしまっています。
その船長いはく「部屋の掃除もできないのにいいプランなんて・・・」

 やばい、部屋も車も片づけないといけない

藤井

2013年12月6日金曜日

2013.12.6 家にふさわしい照明

今日は庭の勉強会です。
以前にも書いた照明器具の取り付けなどの実践編で、
手順、注意点などを確認しました。

12V回路のメリットは
・漏電の危険性が少ない
・資格がなくても扱える
などの長所があり、エクステリアでも使いやすいものです。

LEDの登場もあって12Vでも複数の照明器具を
付けることができるようになりました。

ただ、家庭の庭に照明を設置する場合、
どうしても店のように「魅せる照明」になってしまうのが
個人的には気になっています。

人に見せるより自分の心が満たされるようでないと、
そのうち消されてしまいそうです。

照明デザイナーの面出薫さんは照明器具のデザインではなく
光そのもののデザインが空間をつくる上で重要だと言います。

ゴージャスな光でなく、家らしい照明のやり方を
見つけたいと思います。が、
そもそも自分自身、「照明のある家庭の庭で楽しんだ経験」がないので
それがどういった空間なのかよくわかりません。

私の実家は田舎で、生き物に囲まれていますが、
夜、あかりのついた窓に集まる虫を食べにヤモリ君がやってくるのですが、
今日もご飯を食べにきたな~と思って眺めているのが好きだったりします。
それがどうした気持ち悪いと言われそうですが、
うまく説明できませんが、なにかヒントのように感じています。


藤井




2013年12月5日木曜日

2013.12.05 ブログの話

まず、何日かブログを休んでしまい申し訳ありませんでした。
勉強会は毎日やっているんですが、
最近、個人的なことで人に迷惑をかけることが続いてしまい、
その事と、日々書いていることの差にどうしても納得がいかず、
考え込んでしまって、書けなくなってしまいました。

実は少しブログを休みたい、みんなの意見を聞きたいと伝えました。
その時言われたのは
会社云々でなく、自分の思いを伝える場だということ、
きれいに書きすぎて素を出せていないから自分との差に悩んでしまうこと、
ありのまま書くことで後々成長がわかることが意味があるということでした。

自分としては、勉強会を踏まえて思ったことを書いていたつもりで、
まあ細かいところが気になるのも素といえば素なんですが、
確かに思いより、きれいにまとめようとして文章の言い回しに
時間がかかっていて、そのわりに内容がイマイチなことが気になってくると
何時間も椅子の上でうつらうつらしながら書いていて、普段の寝不足に
なっている部分もあり、楽しむどころか「これがなければな」
と思いながら書くから余計と進まないという状態になっていました。

また人と知り合って、打ち解けるうちに素を出せるものだと思ってきたので、
素を自分から出すからこそ興味を持ってもらえるという考えに慣れない部分もあります。
でもブログでも接客でも必要なんでしょうね。
これからも素を出したり出せなかったりするんでしょうし、
これを書いていても相変わらず文章を気にしてるんですが、
もう少し自分勝手にやってみようと思います。

藤井

2013年11月28日木曜日

2013.11.28 地盤調査

今日は家の勉強会です。

地盤について、種類や注意点について話しました。

家を立派につくっても、それを支える地盤がしっかりしていないと、
不同沈下などによって住めなくなることさえあります。

そのために地盤調査は必ず必要で、調査結果によって
基礎の種類を変えたり、平面の形を変えたりする必要が出てきます。


また私たちはなんとなく、地面はずっと安定した状態を
保ち続けていると考えがちですが、みえない地面の下では
常に変化をしています。

庭の場合でも、造成されてから間もない時期に土間コンクリートを打つと
短い期間でヒビが入ることがよくあります。

震災直後に温泉が吹き出した地域のニュースなどを
見ていると、地盤も生きていて、変化していると感じます。


地域のお年寄りに聞くと、井戸を使った経験や田んぼ仕事の経験から
そこは沼だったとか、このあたりの地下は水の道になっているなど、
調査の数値ではない土地の情報を得ることができ、これも地盤調査の
ひとつだと思います。

今は家を建てる際に一軒一軒が調査しているような状態ですが、
地域的なデータを集めて、土地の履歴書のようなものが構築されていれば、
各建物の調査の参考になると思います。


藤井

2013年11月27日水曜日

2013.11.27 照明について

今日の勉強会は

電気設備について

外構工事で電気に関係してくるのは、主にインターホンや
照明器具です。

以前は庭をライトアップするのは主に店舗などでしたが、
一般の住宅でも増えてきたように思います。
電気代の少ないLEDの普及なども影響しているのかもしれません。

実際に私たちのお客様でも
昼間は家にいないため夜の庭を楽しみたい、
防犯のことを考えたい等の理由で、
照明を設置したいという要望があります。
またこちらから照明を提案することもあります。

そこで配線や施工の注意点などを話し合いました。
屋内にスイッチがあるか、電圧の考え方等、
考慮するべきところを確認しました。


もうすぐ12月ですが、最近はクリスマスの
イルミネーションをする家が本当に多くなりました。
本人たちだけでなく地域の人や道行く人も楽しむことができます。

クリスマスだけでなく、普段も地域に優しい光の帯ができるような
各家庭のライティングというのがあっても面白いかもしれません。



藤井

2013年11月26日火曜日

2013.11.26 主体は中学生

今日の勉強会は

ほぼ日刊イトイ新聞から


糸井さんは人と出会ったときその人の
中学生の姿を想像してみるそうです。
そして自分も中学生で同じ教室にいることをイメージすることで、
その人に対して余計な緊張をしなくなり、同時に見下すこともなく
接することができます。

糸井さんがそうするのは、人の中身、主体は中学生で、
大人はその中学生がいろいろ経験している途中経過だと
思えるからだそうです。


仲間と中学の頃の話をしていると今の姿につながるものも
ありますし、自分の行動や考え方もそのころの影響は
大きいと思います。

ただ、中学時代ですべてが決まってしまうわけではないし、
そのあとどんな経験をしたかも本当に大事で、途中経過だからこそ、
誰と出会うか、どう過ごすかで、変わってくるのだと思います。

立場であるとか、余計なことを考えずに素のままで評価する
中学生時代の感性は持ち続けたいものです。
主体のいい部分は自分でも評価して、悪い部分は
治せるチャンスがまだあると思って、前向きにとらえたいと思います。



藤井







2013年11月25日月曜日

2013.11.25 気持ちの共有

今日の勉強会は共有会議です。

個々が持っている案件の情報をみんなが把握することで
お客さんへの対応がしやすくなったり、
違ったアイディアを出し合うこともできます。

自分の最初のプランに固執して行き詰まっているときなど、
他の人の客観的な一言がヒントになって案を変える判断に
つながったりします。


共有する意味は、自分の持分を公開して、
みんなで解決するところにあると思いますが
お客さんと自分たちの場合でもそうだと思います。


お客さんとの会話で出てくるかっこいい、かわいいなどの
漠然とした言葉は、ご夫婦でも意味が違う場合もあり、
捉えるのが難しい部分もあります。
逆にヒアリングを通してお客さんの思うかっこよさ、かわいさの本質を
つかめると、それに沿った提案がしやすくなり、例えばポストや表札の
ように百種類以上もある中でも一回で決まったりします。

逆にお客さんから具体的な要望や商品名がでたときは
それをそのままプランに入れるのではなく、メリットデメリットを伝えて
時には別の提案をする場合も有り得ます。


そらの船長はよく医者に例えてこの話をします。
患者さん:「風邪だと思います」
医者:「では風邪薬をだします」
ではなくて、患者さんの話から、どうゆう症状があって、なぜそのように
なったか原因をつきとめ、それに対して何が最善なのかを考えるのが
自分たちの役割だと言う意味です。

お客さんの「楽しい」「困っている」気持ちを共有できれば、
本当に必要な庭のイメージも自然と共有できると思います。


藤井



2013年11月22日金曜日

2013.11.22 コトが先の庭

今日の勉強会は

「庭」冬号 阿部雅世さんのコラムから
欧州の新しい庭のかたち 


日本では公園と言えばお役所が設計、管理しているイメージですが、
欧州ではもっと「公園は市民のもの」という意識が高いようです。

その欧州で注目されているのがベルリンの
プリンツェスィネン・ガルテンという庭園で、
二人の若者が地域住民と協力して作った実験的な庭園です。
マスタープランがなく、市民によって変化することを前提としています。

従来の庭が、憩いや鑑賞という受動的な楽しみを提供するのに対して、
この庭は庭を育てるという能動的な楽しみを提供します。


言いかえると、公園ありきの楽しみではなく、楽しみありきの公園といえます。

人々が思い思いにこの場所を居心地良くするために自由に庭をつくり、
訪れた人も思い思いに楽しみます。
「モノからコトへ」と言われますが、
公園という「もの」ではなく、庭をつくる「こと」が先です。


自分達の庭づくりでも商品を入れた上での楽しみではなく、
まずお客さんのやりたいことがあって、それにそって必要なら
商品を入れていくという順序が重要だと話しました。

またエクステリアというとアプローチや門柱がメインになりがちですが、
お客さんのやりたいことによっては例えば菜園がメインの庭だってありえることで、
その思いを見逃さないようにしないといけないと思います。



藤井





                          



2013年11月21日木曜日

2013.11.21 プランニング

今日は建築の勉強会です。

プランニング(設計)について話し合いました。

庭も建築も、設計のスタートは同じで、住む人が
どんなイメージを持っているか共有することから始まります。

設計とは、スペースをパズルのように組み合わせることではなく、
空間を形づくることです。
ヒアリングによって、どこに豊かさを求めるかによって、
どのようなプランにするか、どこにコストをかけるかが
決まってくるはずで、そこから設計がスタートします。

最初から用意されたプランの面積の割り振りだけだと、
例えばLDKありきの間取りしか提案できないと言う風になって、
施主さんの要望に答えられないこともあると思います。


また素材を適材適所でつかうための知識を蓄えて置くことも重要です。
自然素材を使うのであれば、取り換えがきくように設計し、
素材を知りメンテナンスのやりかたも知っておかなくては
いけません。


プランも素材選びも、自分達が薦めるからにはそうする理由の
説明をつくすことが大事だと話しました。
家でも庭の設計でも、信頼を得ることが第一歩ですが、それは
専門的な知識があってのことです。
家は庭よりも考慮すべき点が多く、施主さんも調べきれない
のが普通だと思います。不安を少しづつでも解消してもらえるよう
自分達がレベルアップしていきたいと思います。


藤井

2013年11月19日火曜日

2013.11.19 セルフイメージ

今日の勉強会は致知12月号から

人生成功の鍵は「大量行動」にあり
キーストーンフィナンシャル社長 大坪勇二さん


大坪さんはソニー生命で完全歩合制営業で
働き始めましたが、成果が出ず、手取り月収が1655円に
まで減ってしまいました。
しかしそこからはいあがり、半年後には1千万円を超える
手取り月収になっていました。

大坪さんがどん底を経験して編み出したのは、
自分の中に別人格をつくり、その人物ならこの状況を
どう打開するかを考えるというものでした。
そして九つの作戦という計画を立て、
それを同時並行で行動していくことで、自分を変えたのです。

 今はビジネススクールを運営する大坪さんは、
セルフイメージを高くすることが大事だと言われます。
その方法としてロールモデルを設定し、同時に短い期間でできる
目標を設定する。それをこなしていくことで自ら目標を高く設定する
ようになり、自己イメージが上がっていく。


自分はセルフイメージが低くてもったいないと言われてしまいました。
確かにできなかったことの減点方式で自分を評価するところがあると思います。
身近な目標を設定してそれをこなすことで気持ちが変わり、
一日の動きが変わるようになると言われました。
事前のイメージがあり、その考えに沿って動く事が重要と話し合いました。

またその目標設定が自分の将来像のイメージ からの目標に
なっていけば、それを実行する意味もより大きいと話しました。
根拠がなくても自分の理想像を設定して、前を向いて距離を縮める
イメージの方が、仕事もより楽しめるのかもしれません。


藤井








2013年11月18日月曜日

2013.11.18 共通の趣味

今日の勉強会は

お客様とのコミュニケーションについて話し合いました。

私は商談の間があいたとき、どのように関係を
つなげていくかが自分の課題だと感じていました。

この課題については、庭という共通の趣味を持って一緒につくっていく
気持ちが大事だと言われました。
同じ方向を向いていれば自然と連絡を取り合う関係ができるはずで、
自分からその状態をつくっていく必要があると話しました。
これは施工した後も同じで、庭ができてからもいい関係を繋げて
いくことが大切です。


また、残念ながらプランや予算の面で折り合わず、
施工に至らないことがあります。

そういう場合でも、断りの連絡をいただくことが
できるような関係をつくらなければいけないと話し合いました。

お客さまにとっても断りの電話はしずらいものです。
しかし断られた理由をお聞きできれば
私たちにすれば足りなかった面も分かりますし、
お客さんにとっても、もやもやを残さずに次に進んでもらえます。


たとえ施工できなくとも、相談してよかったと
思ってもらえるような関係をつくっていきたいと思います。



藤井

2013年11月16日土曜日

2013.11.16 仁を求めるとは

今日の勉強会は論語から

子曰く、仁遠からんや。
我仁を欲すればここに仁至る。

仁とは人を慈しみ、人への思いやりなど、人間の根本の道である。
仁は尊すぎて遠大で到達できそうにないと思いがちであるが、
本当にそうだろうか。
孔子は仁は自分から求めれば、いつの間にか仁は
自分の傍にあるのだと言われた。


仁を自分から求めるというのは具体的にはどういう事を言うのでしょうか。

仁を優しさと言い換えてみると
人に優しくするということでしょうか。
しかしよかれと思って行動したことでも、
相手にとっては迷惑なものだったりすることもあります。

その人が後々気づいた時、優しさと言えるのではという意見が出ました。
そして気づいてもらえるかどうかという自分からの発想ではなく、
相手にとってどうだったかが大事なことだと。
また、人に優しくしようという動機は
相手からの感謝を感じたときではないかと話しました。


感謝の話から、現場で何度も助けられていることを話しました。
そこで仲間から言われたのは、もうひとつ感謝しなければならないのは、
相手が動いてくれるような環境をこれまでつくってくれた人だと言われました。
勝手にいい環境があるのではなく、人間関係をつくり、仕事しやすい環境を
日々作ってきた人達がいるから、いま現場を楽しむことができる。


仁を求めるというのは、ことさら何か動くというよりも、
まず周りの環境に溶け込んでいる仁を、見逃さずに拾い取れるか。
そしてそれに気づいて感謝できる自分でいれば、今度は誰かに実行するようになる。
それが仁が自分のそばにある状態かもしれません。


藤井


2013年11月15日金曜日

2013.11.15 四季を身近に楽しむ

今日の勉強会は

・適材適所の草花を選ぶ
・小さな庭で季節の花あそび
の二本立てです。


前半は宿根草の扱いについて話しました。
庭の提案の時に合わせて花の提案もできると、
お客さんが庭を楽しむ場面をもっと作っていける
からです。

庭の植栽をする場合は、全体のコンセプトにあった樹木を
常緑樹、落葉樹のバランスなどをみながら入れていきます。
また植栽には育つのに適した地域や気候があります。

草花も当然コンセプトや気候にあったものを植えなくてはならないし、
花の時期をずらすなどの工夫が必要です。園芸品種で一年で
花が終わるものもありますが、庭の足元に色を加えるときの
参考になると思います。

草花は大きな樹木よりも身近に感じてもらえるかもしれません。
親子で庭の手入れをしたり、近所の方と庭の話をするきっかけ
にもなります。
花をきっかけにして庭にアレンジして、お客さんの庭に
していって欲しいと思います。



「小さな庭で季節の花あそび」の記事を書いている前田満見さんは
庭を楽しむ達人のような人です。

この時期は前田さんは木の実のリースを作ります。
自然の趣を活かすためにざっくりとシンプルに形づくります。
リースは徐々に色を変え、熟した色合いが新たな表情を見せます。

この変化と庭の変化が重なって、秋の深まりをより身近に
感じることができるのです。庭を通して四季を楽しむお手本だと思います。


庭づくりを心豊かに過ごすひとつの要素にしてもらうためにも、
様々な角度から庭を使ってもらう提案を考えていきたいと思います。



藤井


2013年11月14日木曜日

2013.11.14 長く使うために

今日は建築の勉強会です。

建築は、つくっては壊す量の時代の反省から、
いいものをつくり、手入れしながら大切に長く使うことが求められています。
環境の面からも、材齢より長く使えればその間に木が育ち、また良質な木材で
家を建てることができます。


設計する側は、構造はもちろんですが、デザイン面からも
長期にわたって使えるように配慮が必要です。

例えば建物の形が複雑になれば屋根の形も複雑になり、
雨漏りについての弱点を増やすことになります。

間取りについても家族の形が変わっても対応できるように、
リフォームしやすくしておく必要があります。

技術の質も、安いものを早く作る技術でなく、
長く使えて修理もしやすい、そういう物が作れる人が
求められるかもしれません。


また家を買われる方も、少なくとも二世代持つと考えれば、
慎重に考えなくてはならない部分があります。
例えば長く建っていれば建物が一度は大きな地震を経験すると思います。
間取りや価格ばかりに目がいって地盤のことをよく考えずに
建ててしまったりするケースが意外と多いと感じます。


長く使うために制約が多く感じられるかもしれませんが、
無駄なものがそぎ落とされて、本当に必要なのはどの部分なのかを
考えるきっかけにもなります。

突き詰めると木と土と紙でできた昔の日本建築に近づくのかもしれません。



藤井

2013年11月13日水曜日

2013.11.13 毎日質問コーナー

今日の勉強会は
庭の質問コーナーです。


もちろん日々の業務で、なんとなく施工するということが
あってはならないため、質問はその都度するのですが、
その際、仲間の質問に気づかされることも多いのです。

まとまって質問ができる時間があると、
誰かが質問することで新たな疑問がわき、話し合うことで、
それだけ理解が深まっていく機会になります。

また質問するということは個々の案件で悩んでいる部分だったりもして、
それを共有するのもいいことだと思います。


設計、施工、個々の製品知識などいろんな分野がありますが、
悩むポイントには共通するところがあって、
それが実は押さえておくべきところだったりします。

改めて時間をとってもらったコーナーでなくとも、アンテナを張り、
誰の案件であっても質問や疑問を毎日言い合える関係を
これからも深めていこうと思います。


藤井




2013年11月12日火曜日

2013.11.12 ほんの少し

今日の勉強会は

昨日のことを踏まえたうえで、
今後のことについて話しました。


個人の判断としては、
身近な人だったらどうだったかを考えること。
自分の現場として意識すること。
それができていれば、もう一歩進んだ対応になったのではないか。

チームとしては、
個々の判断をぶつけた上で、解決策を見つけられると良かった。
関係が深まってない分、言えなかった。

ひとりひとりがまだ「会社」と思っている。
もっと楽しんでいけば、個人の判断もコミュニケーションも
素の自分が出せるようになるから、そこに向けて努力
していくことを話しました。


今いる仲間は縁があって出会いました。
少ない人数だからこそ、繋がりの深さを強さにできます。
でもそれは粘り強く付き合う意識があってのことです。
時には誤解が生まれたりしても、ほんの少し話せば
お互いの背景を知り、新たな関係になっていきます。

ほんの少しのことだと思います。



藤井

2013年11月11日月曜日

2013.11.11 行動するための勉強会

毎日の勉強会は、毎日の行動のためのものです。

しかし今日、あることで困っていたお客様をお待たせしてしまいました。
しかも自分が少しだけ行動していればもっと早く解決できたことでした。

私はよくこの勉強会のブログで、「~と思います。」
と書いています。勉強会で優れた人物達の話に触れると
考えさせられることも多く、この人のように行動したい、
この人の考え方を取り入れたいといつも思うからです。


思います、思います、・・・で結局どう行動してるか。
勉強会はブログを書くことが目的でもないし、「思う」のが目的でもなく、
「行動する」のが目的です。

以前、一緒に働いていた人のTシャツに
「思っても行動しない人は、思ってないのと同じだ」
と書いてありました。妙にひっかかるものがあって、
ときどき思い出すのですが、
今回に限らず、自分は「思っても行動しない人」になりがちで、
それは自分の決断の責任をとるのを避けているのかも
知れません。


~と思ってました。
~と思って行動しました。

自分と周囲への言い訳か。
自分と周囲への責任を取る覚悟か。

この大きな差を、自分で埋めなくてはなりません。



藤井

2013年11月9日土曜日

2013.11.9 建築と数学

今日の勉強会は

スロープのタイルの割付の話から、
建築物と数学の関係についての話になりました。

 一番わかりやすのは構造力学で、地震の時にどんな力が働いて、
どれくらいの太さの部材が必要か計算するために必要です。

デザインでは黄金比や1:2などの比率がよく使われます。
誰もが美しいと感じる比率があり、昔も今も変わらないのは、
よく考えれば不思議なことです。
庭でも不等辺三角形に樹木を配置するのが美しいと言われます。
ギリシャのパルテノン神殿などは数学的な比率の集合で形作られています。


また建築が他の芸術と違うのは「数字がセットで評価される」ことではないかとも思います。
心地よいと感じさせる空間の寸法、敷地に対する建築の大きさ、壁に対する窓の比率。
究極的には空間の気持ちの良さ等も数学的に説明できるのかもしれません。


パルテノン神殿の時代は数学、デザイン、建築などと明快に分かれておらず、
デザインする=数学する、という感じがします。
数学が世界を創る法則だという意識が今より濃かったのだと思います。
その頃作られた法則や定理のおかげで現在構造計算が出来るわけですが、
数学を解くことは世界の普遍的な価値を見つけることだったのかもしれません。


また朝の勉強会で引用する論語や金次郎の話は、普遍的な価値はどこにあるのかを考える
ものですが、数字の客観性とは別の客観性を求めているような気がします。
これが西洋と東洋の違いと簡単には言えないと思いますが、モノを考えるときの
アプローチの違いは現在も引きずっていると思います。


そして庭や建築では両方が必要だと思います。
誰が見ても美しいと思える普遍性をもったデザインを追求すること。
使う人にとっての最高の庭にすること。

使う人もいいと思える。世間の誰が見てもいいと思える。この状態が二つの客観性を
持った状態だと思います。


藤井




2013年11月8日金曜日

2013.11.8 水切りの話から

今日の勉強会は

家の基礎周りについての話をしました。


私たちは基本的に何もないところではなく
建築のあるところに庭をつくっていきます。

そのため、家の基礎周りはよく把握しておく必要があります。
外壁と基礎のあいだに見える水切りもその一つです。
その機能(雨仕舞や壁内の通気)を知っていないと庭のつくり方によっては
建築に悪い影響を与えてしまいます。

また水切りは家の外周を廻っているため地盤の勾配などをみる目安になります。
実際、水切りの高さは業者間の打ち合わせでも基準としてよく使われます。


また、きょうは水切りの形状の話から
現在の家の立て方の話になりました。

部分から建築を見ていくと、今の家がいかに既製品で出来ているかが
よくわかります。既製品の組み合わせのバリエーションのため差別化しにくく、
機能の部分を充実させることで価値を出そうとしているように見えます。

ただ、機能の充実から離れたところにも価値があって、むしろそれを大事に
する家づくりもあっていい気がします。

昔おじいちゃんと話した家がまだ残っている。
家と家族の思い出がセットになっている。
家に遊びに来た友達のことをふと思い出す。

機能ではなく、思いの部分を充実させる家づくりの形があるように思います。


藤井










2013年11月7日木曜日

2013.11.7 図面は思いやり

今朝の勉強会は庭のプラン作成について話し合い意見を出し合いました。


基本として、私たちが作る図面には二種類あります。


一つはお客様へお出しする図面。

これはプランの内容をお伝えする上で、必要な図面ですが、私たちがデザインした庭の内容を

お客様へ分かりやすく伝える為のものです。

この図面にはどんなモノを何処に、どうような試用で設置するのか?を明確に表現しています。

内応は使用する素材のサイズ、色みや高さ、厚みや形などが主な要素になり、この図面を基に

各デザインされた要素の関係性やこだわり、機能性などお客様と私たちとで共通認識を深めて

いきます。


二つ目に施工する現場の方にプランを伝える為の図面です。

施工現場には土木、アルミ、タイル、大工、植裁などなど・・・。様々な専門分野の職人さんが

関わり、施工してくれます。


その各分野の職人さんに分かりやすくプラン内容を理解してもらう為の図面です。

プロの方が見られる図面には一般の方が見ても分からない表記が多いのですが、

例えば階段や門柱、デッキなどを施工する際、仕上げの高さをどこを規準に考えるのか、

駐車場の土間コンクリやタイルデッキなどはどちらの方向へ雨水を逃がしていくか、そのために

勾配を何%とって行くのかなど、細かく表記していきます。


イメージを共有することはとても難しい作業になります。

まして、予備知識の無いお客様とのイメージの共有には細心の配慮が必要となります。

更に職人さんとのプラン内容の共有は、施工期日や施工の質を守る上で重要です。



良い図面とは、お客様や職人さんがプランの内容が分かりやすく、曖昧な箇所がないことが

重要であり、思いやりの気持ちが完成度の高い図面を作る原動力になるのだと感じました。


2013年11月5日火曜日

2013.11.5 自分から取りにいく

今日の勉強会は

マインドの法則
潜在能力の活かし方
メンタルトレーナー 久瑠あさ美さんのお話から


自信には二つの概念があるそうです。
ひとつは根拠のある自信
ひとつは根拠のない自信

久瑠さんによると根拠のない自信こそが大事だそうです。

根拠のない自信とは、未来に対し自らつくっていく自信です。
これまででなく、ここから自分がどうありたいのか。



私は勉強会の内容の割に日々の仕事が結びつかなったりすると、今
できていないことに捕らわれてしまうことがあります。
そしてブログでも自分の思いをうまく書けずに説明に終始してしまいます。


久瑠さんは、野球で言えば来たボールをどうやって取ってやろうか
ワクワクしている状態がいいマインドで、人の守備範囲まではいって
いってキャッチする長嶋さんを素晴らしいと言っています。
飛んできたら全部自分のボールだと思える意識。


では自分は長嶋さんとどう違うのか。
「自分の定位置で得意なフライだけを待っている」
今日そう言われて図星だなと思いました。


受身になっていて、自分主体になってなかったのかもしれません。
勉強会も今の自分と人物との差を比べることに気がいってしまって、
出来てないからこその勉強で、そこから何を得るかということから離れてしまう。
はじめの頃のほうがまだ書けていたのは、自分から学ぶという意識ができていたから
だと思います。


長嶋さんはとりたいから取りにいく。
私ははとれそうだから取りに行く。

取れそうという過去からの判断と、取りたいという未来からの判断の
違いなのかなと思います。
自分はどうなりたいから、今どう行動するのか。
うまくいかないことがあっても、いつもその原点から考えられる癖をつけたいものです。



藤井




                        
    

2013年11月2日土曜日

2013.11.2 道徳のない経済

今日は二宮金次郎から

道徳のない経済は犯罪である。


経済活動における道徳の必要性を説いた強い言葉です。
ですが今日も企業の不祥事のニュースが流れているのを見ると
きつすぎる言葉とも思えません。

長期にわたって発展している企業はもともと道徳観念に
優れた経営者がおり、その理念を受け継いでいますが、
このような企業が間違いを起こすのはその経営理念をつい忘れた
ときのような気がします。

また企業が大きくなると分業が進んで効率は上がるものの、
お客さんとの距離が大きくなって顔の見えるお付き合いが
しにくくなるのかも知れません。

地域の小さな商店をみると、お店がモノの売り買いだけでなく、
店主や客どうしのコミュニケーションの場になっていたりします。
常にお客さんのそばにいることで親しみと緊張感の両方があり、
間違いを改めるスピードも早いのかもしれません。

また人の集まりを数で捉えるのか、人間で捉えるのかは
大きな違いだと思います。データで何人という場合と、
いつも来てくれる〇〇さんでは大分違います。


小さな企業はものを売る以外の価値を持っているかが大切だと思います。
その何かは小さいからこそ手に入るものかもしれません。
店と客との距離や、経営者と従業員の距離の近さは、大企業には
物理的に無理なところだからです。

理念は掲げて終わりでなく日々重ねるものだとしたら、経営者の近くで
日々過ごすことで得られるものは大きいと思います。


藤井









2013年11月1日金曜日

2013.11.1 造園的思考

今日の勉強会は


「庭」2013年冬号
東京農業大学名誉教授
進士五十八さんへのインタビューから


化学メーカーに勤務していた進士さんは、組織化された企業での働き方に悩み、
庭づくりなら自分らしい生き方が出来るかもしれないと思い、造園を学ぶため
東京農業大学へ入学しました。

庭の勉強をするため農大に入った進士さんは
庭から自然、農業、環境と関連分野が広く展開していくところに、
分業化の反対を行く総合的な魅力を感じていきました。

江戸時代、庭師は分業どころか、庭の手入れはもちろんのこと
冠婚葬祭を取り仕切るような総合プロデューサーのような仕事も
していたために、社会に通じていなくてはできませんでした。


進士さんは造園の仕事のように、自然や社会のことに通じ、
頭も体も使う生き方こそ人間本来の生き方だと話されています。

 分化しすぎて全体がわかる人が少なくなる時代、トータルランドスケープから
全体を俯瞰できる造園的思考が強く求められると言われています。


専門性を深めることは素晴らしいことなのですが、
それだけをやっていればいいという考えでいると、
社会と自分が関係していないかのように勘違いしてしまいます。
このときも造園的思考が役立つと思います。
社会や自然の中での自分がどうするのか考えることによって、
専門性の深まり方の質が変わる気がします。


藤井




















2013年10月31日木曜日

2013.10.31 庭を自生種の里山に

今日の勉強会は


「一坪里山」の取り組み


現在、キキョウやリンドウなど身近な樹木や草花が絶滅危惧種
に指定されています。
それらの自生種を家の庭で育てて株分けしていこうという試みを
「町の工務店ネット」がしておられます。

日本のそれぞれの地域に自生種がありますが、除草薬の散布などによって
減りつづけ、代わりに強い外来種がはびこっています。

この状況を何とかするため、一般家庭の庭を利用して増やしていくことを
考案しました。ただ園芸店などに「流通している植物」ではないので
自生種は何か調べて株分けしなければなりません。


生物多様性とはその土地に自生していたものを、しっかり保存することが
基本だそうです。まず身近な自生種に目を向けることが大切ですが、
その身近なところから消え去ろうとしています。

家の庭に自生種を植える取り組みが広がれば、地域の自生種に
関心が向いて、守っていこうという機運が高まるかもしれません。


古来から続く景観を守ることは、日本人の美意識も守ることに
つながります。
私たちの仕事でも、その地域にあった自生種をメインに庭をつくるなど、
工夫できることがあると思います。


藤井



2013年10月30日水曜日

2013.10.30 駐車スペースの話

今日の勉強会は庭の勉強

駐車スペースの配置等について


駐車スペースは庭の面積にしめる割合が大きく、
庭を考えるとき最初に検討することが多くあります。

道路の幅、駐車のしやすさ、家の間取りとの関係など、
検討する部分が多いのですが、何となくでスペースを
取られている場合、実際には車が入りにくかったり、
家の中との関係がうまくいかなかったりします。

本来、駐車スペースは家の間取りと一体で考えておく
べきところで、後で考えるのはとても難しいのです。

逆に、駐車スペースに限らず家と庭が一緒に考えられた家は、
敷地全体での整合性がとれていて、狭い庭でも機能的で快適に
過ごすことができます。

家を設計する場合、中と外の関係は重要なポイントで、例えば部屋の外が
駐車場なのか緑の芝生かでは中の設計も当然変わってくるものです。

だからこそ家と庭は同時に一体的に考えることが重要で、駐車スペースの位置は
後から考えるというのは、結局家の設計にも無理が出ていると思います。


藤井





2013年10月29日火曜日

2013.10.29 原点からはじめる

今日の勉強会は致知2013年11月号から

片足は理想の土に、
もう一方の足は現実の地に
木次乳業相談役 佐藤忠吉さん


佐藤さんは日本で最初に低温長時間殺菌の牛乳を販売した方です。
若い頃、農薬と化学肥料の影響によって牛たちの様子がおかしくなることに
気づき、有機農法で牧草を育て安全でおいしい牛乳を目指します。

当時は有機農業という考え方自体珍しかった時代だったために周囲からの誤解を
受けたこともあったようです。
また生乳は当時不足していて、売り手市場になっていました。しかしそんな中でも
低温殺菌の牛乳づくりのために原乳の質にこだわり、実験を続けました。


勉強会で何人かの人を取り上げていますが
道を深めようとする人の共通点は、利益主義から離れて必ず原点に戻り、
人間にとって自然な形を見つけているところです。

自然の摂理にかなっているため無理がなく、自然と人々の支持を得ていきます。
それが一過性のものでないのは、人が心のより深い部分で価値を感じているから
だと思います。

また佐藤さんは93歳の今でも農業を通した共同体の活動をされていますが、
自分を動かしているのは好奇心だとおっしゃっています。
一、二年の利益でなく、百年二百年を見据えた好奇心があるからこそ、
楽しみながら探求していけるのだと思います。


藤井

2013年10月28日月曜日

2013.10.28 曲肱の楽しみ

今日の勉強会は論語です。

子曰く、
疏食を飯い水を飲み、肱(ひじ)を曲げてこれを枕とす。
楽しみ亦その中に在り。不義にして富且つ貴きは、
我に於いて浮雲の如し。

孔子が言われた。粗末な食事をして水を飲み、肱を曲げて
枕の代わりにして寝る。楽しみとは、そんな中にあるものである。
道に外れた手段で金持ちになり、偉い人になったなどと言われても、
そんなものは私にとって、浮雲のようにはかないものである。


この教えから、貧しいながらの楽しみを「曲肱(きょっこう)の楽しみ」といいます。
仕事が好きな人、本を読むのが好きな人、スポーツが好きな人、
それぞれに楽しいと思うことは色々だと思います。
そして本当の楽しみかたを知っている人ほどお金とは関係なく
楽しめるのではないでしょうか。

例えば旅行が本当に好きな人ならひと駅先への旅でも楽しみを
見つけられるでしょうし、何かが本当に好きなら案外お金やその他の
条件(時間がない、道具がない等)の意味が薄れてくると思います。


問題なのは楽しみもなく目的なく生きることだという意見がありました。
生きる上で何に重きを置くのか見失ってしまうと、
お金に走ってしまったり、条件ばかり気にするのかもしれません。
そんな姿を子供たちに見せるのもいい事ではありません。


また、楽しみを深くするためには、学ぶ姿勢が重要かもしれません。
例えばゴルフでも、風は強い前提、ミスはする前提という心でいれば、
強風を楽しめるし、ミスからのリカバリーを楽しめるように
なるのではないでしょうか。
仕事なら厳しい条件を前提に考えていれば、余裕を持って
対応でき、楽しめる場面が増えていくと思います。


藤井



2013年10月25日金曜日

2013.10.25 共に街をつくる

今日の勉強会は


庭2013年冬号から
対話が導く 樹木が映える建築の方程式

荻野寿也(作庭家)×伊礼智(建築家)


荻野さんはもともと建築が好きでしたが、庭と建築がいい関係を築けて
いない事には疑問を感じていました。
そして自分の家を建てる際、唯一庭が作為的でないと感じた建築家・坂本昭さんに
設計を依頼します。
そしてその坂本さんに促される形で独学で勉強し造園の仕事についたという経歴を
持っています。

その荻野さんの「建築と樹木が寄り添うことで心地よい空間が生まれる」
という考えに共感した伊礼智さんとの協働が始まります。
伊礼さんは「緑を建築に引き寄せたい」という荻野さんからの意見も
柔軟に取り入れながら家を設計していき、実際に建った建築には家と庭の
相乗効果が表れています。
伊礼さんは「標準化」に取り組んでおり、これからの住宅の庭の
基準とするべきものとして考えたのかもしれません。


この「緑を建築に引き寄せたい」という考えは「建築を緑に引き寄せたい」
とも読めて、二つを平等に扱いたいという気持ちがよく表れていると思います。

この雑誌も庭の雑誌だけあって、この特集の題も「樹木が映えるように建築をどうすべきか」
と言っているような感じです。ですが荻野さんも、大北望さんも二人の建築家も、
どちらが上かといったような昔の考えにとらわれずに、共にいい空間をつくり、
街を良くしたいという思いだと感じます。

庭と建築は協力していくことで街を良くしていけるという考え方が標準化されると
いいと思います。


藤井


2013年10月24日木曜日

2013.10.24 建築が問いかけるもの

今日の勉強会は新建築10月号から

夢の病院は「家」
家と治療の両立ををめざして
手塚貴晴+手塚由比 (建築家)


二人が設計したチャイルドケモハウスは、小児がんと闘う子供たちと
家族にかかる負担を少しでも軽くするために考えられた施設です。
小児科医院を囲むように集合住宅が配置されており、小児がんの子供たちが
家のような環境で家族と共に暮らしながら安心して治療を受けることができます。

7年前、小児がん病棟を見学した時最初のアイデアが浮かび、
それから議論を重ね一つの建築が生みだされました。
病院ならではの厳しい衛生基準や緊急体制を守りつつ、
小児がんの子供たちと親、きょうだいが一緒にいられる心地よい空間が、
病院としての機能を妨げることなく実現されています。


建築家の役割として、心地よい空間をつくることの他に、
建築を通して社会に穴を穿つ役割があるように思います。
現行の当たり前の考え方に、実は議論の余地があるということを
示す役割です。

今回の建築はまさに、社会に疑問を投げかけるものです。
子供のそばにいたい、手料理を食べさせてやりたい、家族といっしょに
いたいという当たり前の願いが、小児がんの子供たちと家族には
どうしてかなわないのか、という問いかけがあります。

また、病院のまわりを家で囲むといったアイデアレベルの話から
それを7年間温めつづけて、計画、構造、設備、コストなどの
条件をクリアして実際の建築まで至った、その執念と技量のすごさが、
この建築の図面の線の一本一本から伝わってくるように感じます。



藤井




2013年10月22日火曜日

2013.10.22 選ぶのは患者さん

今日の勉強会は致知2013年11月号から

真実は最後に必ず打ち勝つ
医の道を深めて今
ナチュラルクリニック代々木院長 銀谷翠さん


銀谷さんは精神病の患者さんに薬を投与する従来の
対処療法でなく、栄養学に基づいた食事療法によって
脳のそのものの働きを良くしていく治療をされています。

日本では精神科医が安易に薬を大量に処方することが
最近問題視されてきました。効果がないばかりか副作用で
余計に患者さんが苦しんでいることも起きています。

そんななか銀谷さんの治療は、できるだけ薬を使わずに
治したいと思う患者さんに新しい選択肢を与えるものだと思います。

またカウンセリングと精神病院があって、どちらに行けばよいのか
両者の間に隔たりがあるイメージがあって迷ってしまうと思いますが、
カウンセリングと医者の連携のしくみをつくり、患者さんを受け入れたほうが
悩んでいる人も気軽に相談できたりすると思います。
入りやすい入口があって薬は段階的に使っていくというグラデーション
があったほうがいいと感じます。


仲間との話では、家や庭の会社の考え方がそれぞれ違っているように、
病院によって治療方針が違っていてもいいのではないかという
意見がありました。
私はそれを患者さんが選べる体制ならいいと思います。
病院の先生に本当にこの薬がいるのかと質問するのは少し勇気のいるところですが、
その時の反応などからも病院の性格が見えるかもしれません。
また例えば少ない薬や食事療法で効果を上げる病院が評価を上げれば、
そうでない病院は自然に淘汰されることも期待でき、全体として精神病の
治療レベルが良くなっていくかもしれません。
 

薬の量といった専門的なレベルの話と、患者さんの立場からの話が
両方あって、理想的な治療方法が確立されていくのだと思います。


藤井



2013年10月21日月曜日

2013.10.21 信頼

今日の勉強会は論語から

子曰く、民は信なくんば立たず。

孔子が言われた。政治を行う者と人民との間の
信頼が失われれば、国家は立ちゆかない。



人民と為政者に限らず、どんな人間関係でも最も大切なことが
「信頼」です。当たり前のことですが、
それだけに意識されないことも多いと思います。

会社で言うと上司と部下、スタッフ同士の信頼関係がうまくいってないと
業務のやりにくさに繋がりますし、なによりお客様に伝わります。

また例えばお客様と信頼関係ができていれば、仕事を断ることになっても
それまでの対応に対して評価を頂くことも有りうるという仲間の意見が
ありました。


ビジネスと言っても結局最後は人間同士の関係で、数値ではなく
「信頼」というあいまいなもので結果が左右されることもあります。

だからといって 「ビジネスのために信頼を得るスキル」ではなくて、
自分がどうしたいか、人の役に立つにはどうすればいいかを考えたほうが、
よっぽど信頼を得ることができると思います。


藤井





2013年10月19日土曜日

2013.10.19 恩を返す

今日は二宮金次郎から

物を担保とせず、心を担保とせよ


金次郎は奉公先で高利の借金に苦しむのを見て、
自分のお金を基金に人々からお金を集め、それを必要な人に貸す
会員制の相互扶助金融システムをつくり、「五常講貸金」と名付けました。

五常とは儒教が定めた五つの徳(仁・義・礼・智・信)のことで、
これが守れる人間なら信用してお金を貸せるとして、
会員として受け入れました。

物ではなく、人間関係を基にした金融システムです。

借りた人は貸した人への感謝が生まれ、間違いなく返せるよう
努力し約束を守ろうとします。こうした人の心を担保にお金を
貸すのです。



仲間との話で恩という言葉がでました。
人がしてくれた事を忘れない、それを倍にして返す気持ちが大事。
自分のことを考えてくれチャンスを与えてくれた人。
いつも無理を聞いてくれる施工する仲間。
対等な立場で庭のことを一緒に悩んでくれるお客様。
その気持ちを大切にすると自然とそんな人たちが集まってくる。
その人たちのためにまた頑張ろうと思える。

金次郎の基金も無利子だったそうですが、実際には感謝の気持ちからお礼の
形で利子を払う者も多く、またそれを元に貸せる人を増やしていけたようです。

また恩を返すといっても特に仕事の場合は返せるだけの実力が必要で、
日々努力して技術を高めていくことも大切だと思います。


藤井




2013年10月18日金曜日

2013.10.18 空間の性格

今日の勉強会は

庭2013年冬号から
空間感覚を共有できることが信頼を生み出す
造園家・大北望さんと建築家・横内敏人さんの対話



空間というのは、ものとものの間にある空っぽ
に名前がついたものだと思います。

何もないところを「豊かな空間」というのも不思議ですが、
まわりの何かが関係して、豊かになっているのです。

その何かは簡単に言えば、建築の場合、柱や壁や天井、
庭の場合は木々の幹、枝、葉などだと思います。

そして建築にも庭にも言えるのが、その場所にあった空間を
つくらなくてはならない、ということです。
オフィスでの空間と、家での空間は違ったものが求められます。
寺社の庭と、家の庭もそうです。
それぞれが持っている性格にあったものをつくらなければ、
豊かな空間とはいえないと思います。
そこで建築と庭がともにその場所の性格をつかんでふさわしい空間が
できれば、相乗効果でその空間をよりよいものにできます。
その時はもちろん建築と庭のあいだの「空間」も豊かでなければなりません。


また同じ家といってもそれぞれに性格は違います。
実際に庭をつくっていくと、いろんな制約があって
すべての部分を思いどおりにはできない面もあります。
しかし空間の性格をつかんでプランの骨となる部分を
しっかりつくっておくと、それが全体の軸となって庭の力に
なります。
一部分が一つの庭、地域の庭へとつながっていく感覚
が大切だと思います。


藤井


2013年10月17日木曜日

2013.10.17 まち並み

今日の勉強会は

室内のバックナンバーから
目ざわりデザイン 日本のまち並み
石山修武(建築家)

まちの景色はその国、その地域の文化的な実力を示す。
1950年代のまち並みまでは質素だが統一感のあるまち並みがあった。
家が経済を成長させる目標の一つになり、電化製品、自動車と同じ類の
消費の対象としての家となり、それの集合したものが新興住宅地の
まち並みである。



家の価値観をどこに置くかで街並みも変わってくると思います。
どのメーカーだとか坪単価がいくらという評価ではなくて、
きちんと風土とその家の家風に沿ったものになっているかが
本来の価値だと思います。
またその地域にあった物を建てるので一軒一軒が似てきて、
結果的にまち並みとしても統一感が出てきます。

文化的な評価にそった「いい家」、「いいまち並み」というものが
どんなものか立ち止まって考えてみてもいいと思います。

例えば素材で言うと、私たちが庭づくりをする場合でも
長く価値を感じられるものがいいと考え、既製品よりは自然の素材を
おすすめしていますが、それは建築でも同じだと思います。
素材だけでなくデザイン、構造、機能などが気候風土や人の暮らし
からみてバランスがとれていれば、自然といい家、いいまち並みに
なるのではないでしょうか。

それができれば多少その時々の流行と離れても、
いいものはいいという普遍的な説得力をもつものになり、
長く住み継がれる価値のあるものになると思います。



藤井

2013年10月16日水曜日

2013.10.16 コツの使い方

今日の勉強会は

ほぼ日刊イトイ新聞からコツの話です。


物事を行う上での勘所のことをコツといいます。
仕事、スポーツ、料理などなんでも続けていると一定の成果を
要領よくこなせるようになります。

ただ「一定の」というところが考えもので、
コツが固定観念になって発想の邪魔になったりすると、
それ以上の発展が難しくなる面があります。

ただ知恵をつけていくこと自体は悪いことではないのですから、
いったんつかんだコツをあえて疑ってみることが大事だと感じます。


また既に出来ている人にコツを教えてもらうということがあります。
私はコツを教わるには一回でも自分が苦労してからでいいという
考え方です。それはなぜそのやり方の方が良いのかがよく分かるからです。

ただそこで四苦八苦しているあいだに他のところで成果をだせるという
意見もあり、コツ一つでも考え方は様々です。


使い方もいろいろあると思います。
例えば、仕事を今持っているコツでこなすのか、新たな挑戦をするのかの
二者択一ではなくて、コツを踏まえつつある部分では挑戦する、
また大きく変えながらも細かい部分はセオリーを重視するというような
柔らかい使い方をしたいものです。


藤井






2013年10月15日火曜日

2013.10.15 思い出に気づく

今日の勉強は致知11月号から


「幻の技法、現代に蘇れり」
彫刻家 関頑亭(せき がんてい)さん


関さんは九十五歳の彫刻家です。
小さなかけらだけを頼りに「脱活乾漆」という奈良時代の製法を蘇らせ、
四十年の歳月をかけて弘法大師像を完成させた方です。

奈良時代の技法で四十年かけて製作するという
あまりに時間軸の違う仕事に、途方もないものを感じます。

この技法を再現される過程で、子供のころ見た近江傘の蕨糊が
ヒントになったそうです。
 関さんに限らず、壁にぶつかって原点に返った時、
原風景が影響してヒントをくれたりすることが多いように感じます。

関さんはまた、自然を自分で体感することで初めて分かることがあるとおっしゃっています。
たとえば山の中で、水の姿が目で見えなくても、耳を澄ませば音が微かにすると感じて、
近づいていくと湧水がある。
音には形がないように思えるが、本当は実体がある。心深く見れば見えてくる。
 これを「目で見るものを耳で見て、耳で聴くものを目で聴く。」と表現されています。
そして天然自然の人間はそういう力を持っていると言われます。



私たちは庭づくりの際に積極的に緑を入れています。
そして当初は特に緑に興味がなかった施主さんが、庭ができてみると
積極的に緑のお世話をされていたのでお話を伺うと、幼少期の思い出と
緑との触れ合いがセットになっていることがあります。
そのことを実際に緑の庭をつくることで思い出されたのだと思います。

なんとか木を一本でも二本でも入れるようにしているのは、
福山に住む人の多くが、幼少期の思い出の中に、木が風に揺れる
原風景を持っていて、安らぎを感じられるからでもあります。

そして現代の家に住む子供たちにもそういう思い出を持っておいてほしい
という思いがあります。便利な土地でも、お家で風を感じられるようにしたい。
どんなものが流行していても、自然との触れ合いは普遍的なものだと思います。



藤井

2013年10月12日土曜日

2013.10.12 空気を設計する

今日の勉強会は

「室内」のバックナンバーから
建築家が設計した家を改装して


建築家の長尾亜子さんはある家のリフォームを依頼されます。
それは女性建築家のパイオニアである林雅子さんが設計した
「ギャラリーのある家」でした。
前の持ち主が手放し、長く空家となっていたその家を
リフォームすることになったのです。

建築家の建てる家は基本的に施主にぴったりのオーダーメイドの
ものです。よくもわるくもそこが個性になっているのですが、
、他の人が入ると違和感があったりします。

そこで長尾さんはもともと建築が持つ強さを生かしながら、前の家族の
空気を除いて新しい空気を入れる「空気の改装」をめざしました。

ここでいう「空気」といいうのは何となく感じる雰囲気のようなもので、
これをコントロールしてリフォームすることで、いろんな変更を加えながらも
多くの人に「何もやっていない」と言わせることに成功しています。


以前、鞆の「桝屋」の庭の再生をしている橋本善次郎さんの取り組みに
ついて書きましたが、再生しながらもとあった空気を大切にするという
点で共通しています。
そして「私」を消しながらも、「私の建築(庭)の空気」は残っているところが
すごいところだと思います。

復旧に徹したり、逆にまるごと一から作り直したりせず、もとあった空気を
いかしつつ自分の空気も加えて新しい空間をつくるには、
もとからあった空気を感じ取れる感性と、そこに自分の空気を加えた時の
状態を想像できる高度な技量が必要だと思います。


私たちの仕事で言うと、すでにお住まいのお家の庭の改修をするとき、
いかに空気を大切にしながら庭をつくれるかが重要だと話しました。
デザイン上なくてもいい樹木でも、実は施主さんの思い入れがあったりするなど、
部分部分にそれぞれ意味があるのだろうと思います。
だからといって、どこにも触れない、何もできないではなく、全体の空気を
読みながら新しさを加えていくことで、庭をより良くすることができると思います。


藤井







2013年10月11日金曜日

2013.10.11 親身な姿勢

今朝の勉強会では今後のお客様対応について話し合いが持たれました。


そらに来られるお客様の多くは、新築で家を建てることも初めてなら当然、


外構やお庭を造るのも初めてですので、分からないことばかりだと思います。


分からない=不安な心境を、私たちがどのように関わることで払拭され、


安心して納得のいく家造り、庭造りができるのかを思案しました。


外構や庭となると、どうしても家を建てた後に検討される方が多く、そらへ来店され、


商談を進める中での席で建てた家の良かった点、気に入ってる点は勿論のことですが、


住んでみて初めて気づく悪い点を外構や庭でカバーできないかというご相談を受ける


機会が多くあります。


今朝の話し合いの中ではメンバーから、家と庭を一緒に考えていける環境を用意してあげること、


プラン決定から着工までの間のプロセスをスケージューリングし、共有することで、


不安にさせることなく、期待が膨らむような密接で丁寧なお客様との関わり方を構築して


いけるよう、今後も仕事の進め方の意識を持つように共有しました。


また、個人のスキルも皆が平均的な仕事ができることだけに留まらず、


各々が自分のやりたいことを掘り下げ、より専門的で先駆的な施工開発に取り組むことを


共有しました。


平均的な仕事ではなく、一つのことをより専門的に実践できること、組織自体も専門家集団


として発展し、お客様へより親身に関わっていけるのだと思います。


2013年10月10日木曜日

2013.10.10 仕上げと下地

今日の勉強会は


仕上げについて


朝の勉強会は、庭の施工についてなど実践的なものから、
論語などの概念的なものまでを題材にしています。
また建築のことや、元気な企業の活動なども取り上げたりしています。
共通しているのは庭づくりに役立つことだということです。

今日から使える知識もあれば、一生かかってわかるようなものもあり、
幅広いですが、なるべく構えずに楽しみながら学んでいきたいと思っています。



そんななかで今日の勉強会は実践的な内容で、
洗い出し仕上げなどについて勉強しました。

実践といっても、作業してもらうのは職人さんなのです。
そのため、職人さんに対する配慮が必要なのはどの部分なのか、
それを積み上げながらも、デザイン上の妥協はしないバランスのとれた
施工をするにはどんな工夫がいるのか話しました。

またそれ以前に、きちんとした準備が出来ているかが重要です。
デザインした本人がその庭を一番把握していなければなりません。

それを図面で示して、現場で意思疎通しておくとその後の
トラブルも防いでいけると思います。


また仕上げと言うと表面の表現のことですが、結局どんな仕上げをしようが
下地が大事で、これを丁寧に行うと、完成時の見た目も、年月が経った時の
耐久性も大きく違います。
取り繕うのではなく、仕上げの美しさから逆算した下地が大切だということです。



藤井



2013年10月8日火曜日

2013.10.8 道を修める

今日の勉強会は致知から

巻頭の言葉
道を修むる之を教えと謂う
論語普及会学監 伊與田覺

「中庸」は孔子の孫である子思の著作とされています。
そして中庸は次のように始まります。

「天の命ずる之を性と謂い、性に率う之を道と謂い、
道を修むる之を教えと謂うなり」

天から命を授かったものは使命も同時に授かっており、
使命を果たすための個性(性)を生かすために、
どのように生きるべきか(道)、
それに近づこうとした先人たちの教え(教)に
学ぶものだ。


人として正しい道を歩み、自分の役割を果たせるように
なる第一歩が、道をすでに歩いていた先人たちに
学ぶことだと言えます。

そして先人の教えを学ぶことも、子供たちが国語算数
を学ぶのも、個性を生かして役割を果たすという点で
根本のところは同じだと思います。なぜ勉強しなくては
いけないのかという答えになっていると思います。


藤井








2013年10月7日月曜日

2013.10.7 楽しむ君子

今日の勉強会は論語から


子曰く、
君子は諸れを己に求む。
小人は諸れを人に求む。

孔子が言われた。
物事をなすのに、君子はまず自分の力でやろうとするが、
小人は他人に頼ろうとする。


人に頼ろうとするのはたぶん自分が楽しめてない時だと思います。
楽しい時は自分でやりたいものです。
無理やり言いかえると君子とは「いつも楽しんでいる人」
と言えるかもしれません。そしてその楽しさは
結局自分で見つけないといけないのだと思います。
そう考えると君子とは「何事も楽しみに変えられる人」のほうが
しっくりくるのかもしれません。


仕事をしていくうえで、「目標を達成しよう」という言葉はよくつかわれますが、
過剰な目標を立ててかえって意欲をさげてしまったり、単なる言葉になって
スルーされてしまったりしている話を聞きます。

これは結局だれかが決めた目標で、自分で決めたことでは
ないからという当事者意識のなさだと思います。
まず小さな目標を自分で設定し、一つ一つ達成していけばいいと思います。
小さな目標でもクリアしていくのは楽しいですから、今度は目標になりそうな
ことを自分で探すようになります。そうして少しづづ大きなを問題を目標に
据えるようになれば、大きな問題も自分のこととして実感がえられるようになると思います。

そうすれば他の人が立てた目標にも意味があって、尊重しなくてはいけないと
意識し始めます。自分が立てた目標でなくともとにかくやってみようという
前向きな考えが、なんでも楽しみに変えられる一つのきっかけかもしれません。


藤井

2013年10月5日土曜日

2013.10.5 推譲

今日の勉強会は


二宮金次郎より
藩主も農民も、人のために生きなければならない。


二宮金次郎の思想のひとつである「錐譲」とは
一口に言えば社会のために捧げるということです。
分度によって生まれた余裕分を世の中や次世代のために
推譲するのです。

慈善事業と似た考え方ですが、慈善事業が余力で社会奉仕
するのに対し、余力がなくても分度によって余力を生み出し、
積極的に社会に奉仕するのが推譲です。



金次郎は農民だけでなく藩主にも分度を求めました。
これは年貢の引き下げを意味することで、成功するかわからない事業に
成果を前もって与えてしまうことになります。

しかしこれは藩主自から仁の政治を実践するという姿勢を見せることになり、
農民たちの意欲を引き出すことにつながります。
上も変わるのだから自分たちもやろうという考えを多くの農民がもてば、
復興事業の成功への近道になります。

また農民は、分度によって生み出された推譲が村を潤すのを知ると、
自分のためでなく村全体のことを考えて行動するようになり、
人のために動くことが実は自立への近道だと気づきます。



金次郎はいつも自らが進んで実践し、周りの協力を引き出してきた
のだと思います。だからこそ農民が動くのを待つのでなく自分が動くのが
先だということを藩主や農民たちに説いたのだと思います。

具体的な成果を前もって見せて、そうなるためにはどうすればいいかを
自ら実践してみせることができるのが金次郎の強さだと思います。
動くのはまず自分なんだよと言われている気持ちがします。



藤井








2013年10月4日金曜日

2013.10.4 庭との関わり方

今日の勉強会は

庭2013年冬号より
庭の再生が街おこしへつながる

歴史的な建築との向き合い方
橋本善次郎さん


福山市を拠点に活動する作庭家の橋本善次郎さんは、
鞆の浦で旧家の庭の手入れや再生プロジェクトに関わっています。

鞆の浦に桝屋という坂本龍馬も投宿したこともある
歴史的価値のある商家があります。
しかし長く空家となって痛みが激しくなっていました。
この商家を再生させるプロジェクトに橋本さんが関わることになり、
庭の再生を行っています。


 まず橋本さんは母屋と高さのバランスが悪いと感じた庭の地面を
15センチ程り下げ、庭を創建当時の高さに戻しました。

簡単なことのように思えますが、これは橋本さんの庭や建築の知識や
他の古い庭からえた経験があってこそ出来ると感じました。
単にきれいに繕うのではなく、「庭がつくられた時代の空気」を表現しようとする姿は
庭を何百年単位で考える庭師さんならではと思いますし、そこに圧倒的な
知識と技術があって初めてできることだと感じます。


橋本さんは再生を長い目で見ながら、何年もこの庭と共に歩もうとされて
います。そして庭の手入れだけでなく毎年開催されるアートイベントを
企画するなど、庭を通して街づくりまで取り組まれています。

庭も街も何百年と続いていきます。そして庭にも街にもかならず始まり
があります。始まりと未来を意識して、今いる自分たちは何をすべきかを
考えながら、少しでもいいものを残したいと思います。



藤井





2013年10月3日木曜日

2013.10.3 国産材の利用

今日の勉強会は


建築知識ビルダーズより
「木材自給率50%は可能か」
赤堀楠雄


現在の日本の木材自給率は外材に押されるなどして30%足らずの状況です。
そこで政府は林業の再生、国土の保全などの観点から自給率を50%に
する目標を定めました。

しかし自給率という数字は海外の経済状況や国内の需要によって
左右されるため、この数字だけが達成されればよいという話ではありません。
しかも日本では現在人工林の林齢構成がいびつで特定の樹齢の木だけが多いため、
需要に任せて切り出していけば一瞬自給率が高まっても、またもとのように
森林が荒れかねないことにもなります。

記事では50%という数値目標よりも、森林の持続可能性を
保つための計画を立て、そのうえで将来にわたってどの程度の
木材が供給できるのかを考えることが重要だとしています。



林業も、生産者から消費者にどのように届いたのかをしめす
トレーサビリティや、生産地での六次産業化など、
他の一次産業と同じ様な課題を持っています。
また強度や含水率を明記した材はまだまだ少ない状況です。

しかし国産木材を使用するメリットは多くあると思います。林業の
活性化や国土の保全などもありますが、やはり日本の風土で育っているものは
日本の建築に合います。
供給側はより消費者を意識して選びやすい状況をつくるべきだと思います。

また買う側も木材に興味を持ってほしいと感じます。
家一軒に対しての木材の価格は思ったより少なく100万円台で、
多少いい材料を使ったとしても大きな数字ではないのです。
更新可能な設備にお金をかけるのか、骨組みである木材に
お金をかけるのか、よく考えてほしいと思います。



藤井





2013年10月2日水曜日

2013.10.2 教育のやりかた

今日の勉強会はクーリエジャポン11月号から


子供を学校に「通わせない」
フランスの親たちの生活と意見


フランスでは16歳までの教育が義務づけられていますが、
「学校に通うこと」は義務ではありません。
そこで学校に通わせずに自宅で勉強させる「ホームスクーリング」
という選択をする親がいます。
もともと親が学校教育に疑問を持っていて最初から通わせるつもりのない
ケースや、また子供たちが不登校になったりしてホームスクーリングに
切り替えるケースなどもあるようです。

学校に通わせないメリットとデメリットをしっかりと解った上で自分たちで
しっかりと学習させる意欲と能力のある親なら、こういうやり方もあるのかな
とも思います。ただ学校に行ったほうが家にいるより楽しそうだと
思う子もいるでしょうし、兄弟でも個性は違うわけですから、一人は通わせて、
一人は家にいるという場合などが出てくると難しそうだなとも感じます。


またホームスクーリングをしている子供たちは学力検査が課せられるのですが、
それを拒否する親と行政の関係も難しいようです。これはいわゆる丸暗記形式の
テストで、その内容と評価のされ方に納得がいかないようです。

そもそもそのような教育に疑問を持っている人たちなので気持ちは
わからなくはありません。ですが独自のやり方をするのであれば
周りとの協調も意識しないと結局子供にしわ寄せが来そうな気がします。


一般的な学力なのか、協調性なのか、自主性なのか、何に重きを置いて
子供たちを教育するのかは色々あっていいと思いますし、様々な教育を
受けた人達が集まれば多様性のある集団も出来ると思います。
しかし大人たちがその何歩も手前のところでもめていては、どんな教育を
しても子供たちは不安だと思います。



藤井



2013年10月1日火曜日

2013.10.1 自然を感じる

今日の勉強会は


致知10月号から
「食乱れて国家滅びる」
東京農業大学名誉教授 小泉武夫さん


小泉さんは資源のない日本において国民の心身の健康は
そのまま国力だと考えられています。
そして特に食料自給率の低下や食文化の急激な変化に
危機感を持っておられます。
伝統食が持っていた食物繊維やミネラルの豊富さが失われ、
心身の健康に悪い影響が出ていると指摘されています。
また食料自給率が低い割に食料廃棄量が多いことから、
日本人が食に対する畏敬の念を失いつつあるのではと
考えておられます。


確かに今は、昔と違って食料の心配をすることは少なくなっています。
ですがそのことで動植物の命をいただいているという基本的な部分を
軽視し、製品の様な目で食べ物を見ていると、人間として大切な
部分をなくしてしまう気がします。特にこのような環境で育つ今の
子供たちの教育は本当に大切だと思います。

今世界では日本食がブームになっています。これは主に健康的で
おいしいといったところが受けているのだと思いますが、もう一歩踏み込んで、
命への敬意があって、食材を丁寧に無駄なく扱っていることこそがクールなんだ、と
主張していけばいいと思います。

そうすれば日本の子どもたちも、日本食を食べる世界の子どもたちも、
自分が食べているものに関心を持てるでしょうし、もっといえば命を
大切にするということを自然に学べると思います。


衣食住という基本的なところは、こどもたちの学びの場として大事です。
そういう意味で「住」の一部である庭も学びの場で、例えば風や雨や気温を
感じられるように、できるだけ自然の材料を使うことを続けたいですし、
それによって流行を超えていく大切なものがあることを感じてほしいと思います。



藤井







2013年9月30日月曜日

2013.9.30  正しさの基準

今日の勉強会は論語です。


子曰く、
いやしくも其の身を正しくせば、政に従うに於いて何か有らん。
其の身を正しくすること能(あた)わざれば、人を正しくすること
如何せん。

孔子が言われた。もし自分の行動が正しければ、政治を行う
ぐらいは何も難しいことではない。自分の行動が正しくなくて、
どうして人を正しく導くことなど出来ようか。



まず「正しい」というのが難しいと思います。
人によって正しさの基準がちがいますし、そもそも自分が本当に正しいかどうかも
簡単には判断できないからです。
また自分が正しいと思っていても、他の人から認められなかったり、
成果が出なかったりすると、自分を疑ってしまうこともあると思います。

そんな中でも自分が思っている道が正しいのだと思える基準の
ようなものがあるのでしょうか。
また自分の利害のためにいかにも正しいことを言っているかのような
演出をする人がいますが、それを区別できることも必要だと思います。



その基準は例えば人間の道理や自然の摂理ではないかと一人が
言いました。個人の都合からくるものは自然の循環から外れていて、
淘汰されて長続きしないのではないかという意見です。

自分の思っていることが自然の摂理や道理にかなっているかを
見極めるのは大変ですが、例えばこの論語も自分の中に正しさの
基準を持つためのひとつの道具だと思いますし、
普段あまり考えないからこそ意識的に考えることは大事だと思います。

船長森田さんは一日一日を正しいと思う判断をしてすごせるかどうかが大事だと
言います。そして「人としてどうか」ということを判断基準にしています。

人によって「正しい」ということへのアプローチや行動は違っていますが、
大切なのは自分の中に正しさを持っておくこと、それが                                                伝わらなくても持ちつづけることが大切だと思います。



藤井


2013年9月28日土曜日

2013.9.28 設計が仕上げ

今日の勉強会は


コンクリート打ち放しの施工について


コンクリートは普通表面の劣化防止や表現のために仕上げを
施しますが、それを省略してあえて素のままにしてみせるのが
打ち放しと呼ばれる方法です。

型枠を外した状態がそそまま表現となるために、ごまかしのきかない
難しい表現です。
設計段階での綿密な検討と高い施工精度が求められます。
他の仕上げと違って型枠で見えないためコンクリートが固まって
型枠を外すまで出来上がりが確認できません。さらに表面の
仕上げではなくそれ自体が構造体のため、もしうまくいかなければ
相当な労力を使ってやり直さなくてはなりません。

このような大変な思いをしてでも作るのは、うまくできた壁は、緊張感もありながら
懐かしさも感じるような独特の奥深さがあり、ほかに代え難いものがあるからです。


まず設計で考慮しておくべきことは、型枠とセパ穴(丸いあとのように見えるもの)
の割付けです。
どのように型枠を並べ、どこにセパ穴がくれば美しく見えるのかを
検討しますが、ここにこだわらないとキッチリとした感じが出ず、
打ち放し仕上げにした意味がなくなってしまいます。


仕上げを施さないためにこの設計段階の割付が、ある意味「仕上げ」となります。


どんな仕上げでも図面の精度が出来上がりを左右しますが、
打ち放しはそれの最たるものだと思います。

昨日のブログにも書きましたが設計段階のこだわりは
施主さんのためでもありますが自分を納得させるためでもあります。
しかし例えば施主さんが何年かあとに割付のこだわりに気づかれて、
「おっ」と思ってもらえるととても嬉しいことです。



藤井


2013年9月27日金曜日

2013.9.27 自分が納得する

今日の勉強会は


ウッドデッキの施工について


ウッドデッキといっても単純な長方形の平面のものもあれば、
少し複雑な平面をしたものがあります。
さらにテラスの屋根、エアコンの室外機、目隠しフェンス、花壇などいろんなものが
絡んできます。これを行き当たりばったりで作るといかにも取ってつけたような、
ちぐはぐな収まりになってしまいます。
これを防ぐにはどのような工夫が必要か検討しました。


何のためにやるのかといえば、結局はお客さんに心地いいと思ってもらうためです。
しかしこの心地よさを生むためには一本一本の線に理由がある精度の高い図面と、
それを実現させるための現場への配慮が必要です。

またお客さんだけでなく自分が納得するための工夫でもあります。
誰も気づかなくても自分だけが知っているこだわりの部分があるといいと思います。
そのような仕事は自分自身も楽しめるし、その楽しんでいる感じは周りに伝わり、
現場の充実につながると思うからです。
そういう現場での気づきの積み重ねは図面にも生きてくると思います。

こだわりの具体的な部分をお客さんが気づかなくても、
なんとなく心地いいと感じてもらえたら成功です。



藤井

2013年9月26日木曜日

2013.9.26 個性と個性

今日の勉強会は


「室内」のバックナンバーより
インテリアデザイナー
津田晴美さんのお話


津田さんはデザインする前に施主さんの生活を
詳しくヒアリングして、その人が自分では見つけられなかった
個性=美点を発見します。

デザインはカタチにとらわれるものではなく、この美点を
強調するものだと言われています。


津田さんは施主さんの思いを大切にする一方で、
床材、壁材、照明、使用する家具の引き出しの取っ手にいたるまで、
国内外問わず相当吟味されています。

このこだわりがあるからこそ、どんなお客さんでも、自分の個性も発揮しながら、
施主さんの個性を大切にする姿勢を貫けるのだと思います。


エクステリアも施主さんの個性を大事にしたいからこそ、
自分たちの個性にも磨きをかけて相乗効果で庭を良くしたいと思います。
どれだけ理由があって、どうしてこの形になったのか、なぜこの材料を選んだのか。
図面に引いた一本の線に対して責任を持つことを続けていけば、自分たちの
個性も生かしながら、施主さんの要望にも答えられると思います。



藤井













2013年9月24日火曜日

2013.9.24 偉業を生み出す人

今朝の勉強会は致知10月号より、「無知の自覚こそが偉業を生む」

筑波大学名誉教授:村上和雄氏と宇宙航空開発機構シニアフェロー:川口淳一郎氏の対談より。


「はやぶさ」が小惑星の「イトカワ」から微粒子を持ち帰り、博物館で公開されると、多くの方が


来場され、日本の国民に大きな感動を与えてくれた「はやぶさ」の開発に携わった川口氏。


アメリカが稲の全遺伝子暗号を解読することで、大麦や小麦の種や品種情報を掴み、穀物シェア


を獲得する国家戦略よりも早く解読し、日本の稲の遺伝子暗号を守った村上氏。


これまで前例の無い偉業を成し遂げたお二方が言われることに、「これからの日本は


「ものづくりの国」から、「創造の国」に変わって行くことが非常に重要な課題だ」と言われています。


製造というのは前例があり、みんなが前例に沿って作るからこそ、価格競争になってしまい、


日本国内より人件費の安いところに進出しなければならなくなる。


それではこれからの世界を相手とした勝負はできない。


イノベーション、新しいものをつくる創造の道を進むことが重要だと説かれています。


現代の日本ではものが溢れ、わざわざ自分でゼロからものを作ることは必要ないのだと思います。


そのため、形の無いものを創造し、作る喜び、うまく作れない時に粘り、課題を克服する力が


弱くなっているように感じます。


会社でも上司に指示されたことはできるが、それ以上のことはしてこないと悩まれている


方のお話もよく耳にします。


子供の頃から、ものを作る経験が自分にやりきるための自信を持たせ、課題解決の


プロセスを作り上げていくことができるようになるのだと感じました。


私たちも日々、庭を作る上でエクステリア商品だけに頼ることなく、お客様が必要だと


思われているものがあれば、制作に挑戦しています。


今回のお二人のお話はものつくりの原点だったように感じました。


                                               (田上)

2013年9月21日土曜日

2013.9.21 言い合える関係

今日の勉強会は


私(藤井)と田上さんと川上さんの3人で
仕事の進め方などについて話し合いました。


話題はお互いが抱えている仕事の情報の共有化、
お客さんの対応の仕方、
などです。


印象に残ったのはあるお客さんへの対応の話でした。
図面をあえてその場で渡さず、わざわざご家族に説明しに行く機会を
つくった理由を聴けました。
それは施主さんの困っている部分が単に図面を託すだけでは解決しそうではなく、
説明をする人間が不可欠だと判断したからでした。また、施主さんが頼んだから
ではなく、自分の判断でそうしたことに、施主さんの本当のニーズをつかむ
大事さを教えられました。



個性がバラバラだからこそ得意、不得意があって、
それを素直に言ってしまうことも大事なことだと思います。
 庭づくりを進める上で、どんなところで悩んでいるかを
お互い知っておくのもある意味情報の共有化で、仕事を協力して
進める上で大事だからです。


今日3人が船長を交えず本音で言い合ったのはいい機会だったと思います。
雑談はあったほうが良いと前に書きましたが、
遠慮なくお互いが言い合える状態になってきているのはみんなで成長していく
上でとても重要だと思います。



藤井

2013年9月20日金曜日

2013.9.20 標準化

今日の勉強会は


建築家 伊礼智さんの「標準化」


です。


標準化というと効率の向上を目指した規格化を連想しますが、
伊礼さんの標準化の目的は住宅のクオリィティの向上ただ一点にあります。

先輩たちが培ってきた良い知識を受け継ぎ、手を加えていく。そうして出来上がったものに
共感してくれる人たちと、実生活の快適に裏付けられた喜びを分かち合いたい。
伊礼さんは、社会で共有されるべき価値を突きつめていく作業こそが
標準化だとおっしゃています。

そして伊礼さんは実際に標準化したディテールを公開されています。
自分のことだけを考えるのではなく業界全体で住宅設計の質を向上
させていかなくてはならないという強い意志を感じます。



建築家の設計した建物は、建築を勉強したことがない人でも
「理由はわからないけどなぜか心地よい」
と感じます。それは建築家の細部へのこだわりや巧みな計算の積み重ねが
あってはじめて醸し出されるものです。
それを公開する、公開できるということは、これからも日々改善を重ねて
いくから少々真似されても大丈夫、むしろ真似をして住宅のレベルを上げて
いきましょうと言われている気になります。



庭はどうあるべきなのか。伊礼さんの考え方を取り入れるなら、
ひとつひとつの庭を施工していくだけでなく、社会で共有されるべき価値を突き詰め、
広めていき、業界全体の価値を上げていく責任を果たさなくてはなりません。

各社が高い問題意識を持って標準化をめざし、それがネットワークになって
業界全体の価値が向上するのが望ましい発展の仕方だと思いますし、
それができるころには、一つ一つの庭の質も大きく向上していると思います。



藤井





2013年9月19日木曜日

2013.9.19 プライバシーを守る

今日の勉強会は


TDN(伝統的近隣住宅開発)の取組み


共同住宅をつくる場合に、階段室型と廊下型という
作り方があります。
 

近年では、廊下型が安く建設できる点や他人と顔を合わせないで済むこと
などが評価されて主流でした。
しかしデメリットがあり、廊下側と両側が開けず一方向のみの採光に
なってしまうこと、顔を合わせることがないため小さな問題が見えにくく、
大きな問題になってから対処しなくてはいけなくなる点があります。

TDNとは、マンションに限らず、このような集合住宅の問題点を解決するために、
近隣の人々の交流がさかんだったころをもう一度見なおして
コミュニティーを構築する開発手法のことです。



そして最近、階段室型が持つ、風通しがよく二方向に眺望が開ける点、
他の住人と顔を合わせる点が、評価されてきています。
顔を合わせるために住人に帰属意識が生まれ、それがセキュリティーにも
効いてきます。

この良さを生かすには、共有する財産や生活のルールを守り、お互いの生活内容に
理解をして尊重しあう気づかいが大切になります。
プライバシーやセキュリティーは高い壁によってではなく、人の絆によって
守っていくという考え方です。


阪神大震災のとき、神戸市須磨区は大きな被害を受けましたが、比較的被害が
小さかった地域がありました。調べると隣の人がどの部屋で寝ているかも
知っているようなある意味プライバシーがない地域で、そのために住民同士の救助が
スムーズに行えたということを聞いたことがあります。
一般的にいう「プライバシーがない状態」だったから命という一番大切なものを守れたわけです。
そもそも守るべきプライバシーとは何かを考えさせられますし、普段から絆があったからこそ
の話だと思います。


地域をつくっていくためには小さいころからの教育も大事だという話が出ました。
たしかに、「水に流す」ということや、いい意味で「見ていないふりをする」という、
他人の気持ちを察することの大事さを学べる機会は重要だと思います。


庭へのご要望でも目隠しのフェンスを希望される方が多くおられます。
地域と分断せず、かつ必要なところは隠して、周囲にも緑を感じてもらう
というバランスをとるのは難しいものです。




藤井










2013年9月18日水曜日

2013.9.18 米国人からみたフランス

今日の勉強会はクーリエジャポン10月号から


住む前に知っておきたい「フランス人気質」


海外移住の特集の中で、米国人作家からみた
フランスの印象を書いた記事です。

ポジティブ・シンキングで取り巻く環境を変えられると教えられた
米国人作家にとって、常に批判的で用心深いフランス人と付き合うのは
なかなか難しいことのようです。


日本でも関東と関西の人ではだいぶ違いますし、
やはりその土地の空気というものがあるような気がします。

仲間からはフランス人の批判的な性格がブランドがフランスに数多く
ある要因ではないかという意見や、
フランス人、アメリカ人だからと決めつけて考えるのは
個人を尊重する考えとは違うのではないかという意見がでました。

フランス人は自分たちの将来についてのアンケートなどをとると
悲観的な値になるのだそうです。

しかし本当は悲観的なのではなく、将来の良くない出来事
にたいして前もって心の準備が出来ているとも言えます。

記事はアメリカ人からの視点ですが、フランス人が
アメリカにたいして感じていることも知りたいものですし、
両者が討論する場面も面白そうです。



藤井







2013年9月17日火曜日

2013.9.17 地域で育てる

今日の勉強会は致知10月号の記事より


偉人を育てた母の言葉


偉人と呼ばれる人の多くが母親の言葉かけによって
自己肯定感を育み、そこから才能を発揮していきました。

野口英世は小さいころのやけどがもとで学校でいじめられたりしましたが、
きっと学者になれるといって励ました母親のおかげでその通りになりました。
そして母への感謝からだれよりも働いたといいます。



母の言葉掛けがいかに大切か書いている記事ですが
こういう話は時代的なこともありますが母親と息子の組み合わせで
語られることが多く、少し一方的な視点かなと思います。

そもそも子育ては両親だけでなく祖父母や地域の人たちと
いろんな組み合わせで集団でおこなうものだと思いますが、
核家族化が進んでお母さんたちの負担は相当なものです。

せめてお母さんが子どもの話をきちんと聞いてあげるくらいの時間は
お母さん本人の努力ではなくて地域や周囲の努力で作っていくべき
だと感じています。

企画しているそら村は使い方を限定した施設を作ろうと思っているわけではなく、
むかしあった「だれでもはいれる空き地」のようなものにしようと話し合っています。

親の帰りが遅い子どもたちや忙しいお母さん達も気軽に来てもらえる
場所にしたいと思っていますし、使い方を限定しないからこその
さりげない手助けができるといいと思います。



藤井






2013年9月14日土曜日

2013.9.14 技術と人格

今日の勉強会は二宮金次郎


藩主も農民と同じく、分度を守らなくてはならない


藩主にとっての分度とは年貢をどう決めるかで、
金次郎は表高によってではなく、実際にとれた量によって
決めるよう藩主に求め、それがかなわない藩の依頼は
断っていました。

農民でありながら藩主の依頼を断るほどの人物ですが、
金次郎がどうしてこのように大きな影響力を持ったという理由に
興味がわいてきました。
人格者であることは皆が認めるところですが、
ほかにも理由があったのではという疑問からです。

仲間との話の中で出てきたのは、金次郎が農業において
圧倒的な技術力を持っていたのではないかという予想です。

いくら人格者といっても技術が伴わなければこのような評価は得られなかった
と思います。逆に技術だけ優れていてもそれを悪用するような人では
認められることはないと思います。

農村の復興に大きな成果を上げて有名になる前の金次郎にも
興味が湧きました。おそらく何度も失敗し、その度に技術も人格も
良くなった人だと思うからです。

失敗をしない人はいないと思います。だからこそ失敗する準備が必要なのだと思います。
普段からしっかりと勉強し、知識と技術をみがいていれば、失敗しても
納得の失敗ですし、そこから得られるものも大きいと思います。
同じ失敗を何度も繰り返すような、質の低い失敗をやっている人は、せっかくの成長のチャンスを逃していることになるのだと思います。



藤井








2013年9月13日金曜日

2013.9.13 左官さん

今日の勉強会は


職人のルーツにひそむ職人の魂
小林澄夫さん


身分制度があった時代、職人の地位は低く見られていました。
庭師さんもそうですし、左官さんもそうでした。

エクステリアの現場では、左官さんがいなくては成り立ちません。
アプローチ、壁、駐車場のコンクリートなど、左官さんの入る部分は
多岐にわたります。

だからこそ、左官さんの技術によって、全体の出来栄えが大きく変わって
きます。また左官さんは下地から仕上げまでを施工します。
しっかりとした下地を作り、丁寧に仕上げていく技術と気持ちのある
職人さんがいてこそ私たちの仕事は成り立ちます。



しかし、施主さんと職人さんが直接話す機会が少ないために、影響が大きい割に
評価が表に現れにくかったりします。施主さんと話をする機会の多い自分たちが
左官さんたちのこだわりをもっと言っていこうと話しました。

そしていつも私たちの現場に入ってくれる職人さんは、勉強熱心で
まさしく技術と気持ちのあるかたです。
新しいチャレンジに意欲的で、一緒に新しいことをやってくれる人の存在は、
こちらももっと勉強しなければと思わせてくれます。私達ももっと図面の
レベルを上げて、より良い現場にしていきたいと思います。

施主さんに対する想いと、実際に施工する職人さんたちへの想い、
この二つが合わさって庭ができていきます。



藤井





2013年9月12日木曜日

2013.9.12 理由のあるかたち

今日の勉強会は


建築の歴史について


建築の形は歴史の出来事とともに変わります。

例えば仏教が伝わった際には同時に仏教寺院の様式
が伝わり神社の形もそれにつられて変わるというようなことが
ありました。

明治時代には文明開化の名のもとにレンガ造りの建物を建てたりしていましたが、
湿気の多い風土になじまず、一過性のものに終わりました。

歴史的にみると、新しいものをとりいれなければという焦りからか、
外国の影響を受けて建築の形を変えるということが
多かったように思います。

しかし明治時代、日本を訪れた外国人の建築家ブルーノ・タウトは
日本人の洋装や西洋建築のまねごとを批判する一方、
桂離宮など日本文化を高く評価しています。



日本ではおそらく建築(特に住宅)を
文化的なものとして見てこなかったのかもしれません。

そして今の住宅も文化的なものを内に秘めているようなものは
少ないように思えます。
風土や文化から発想していないからこそ、出幅が小さく直射日光や雨を遮れてない
庇なんかがあるのだと思います。
理由なく、なんとなくのデザインをしているのだと感じます。

発想のスタートをかえてひとつひとつを見直していけば、
本当に必要なものとそうでないものが分けられていくのだと思います。



藤井





2013年9月10日火曜日

2013.9.10 期待に応える

今日の勉強会は


致知10月号より
期待され、期待に応える
日本ホスピタル・クラウン協会理事長 大棟耕介さん


ホスピタル・クラウンとは病気と闘う子供たちを元気づけるため
病院に訪問する道化師のことです。

大棟さんは日本のホスピタルクラウンの草分けで、
目の前の子を元気にするため、医師とは違う立場から命と向き合っています。
重い病に苦しんでいる子も笑顔にする、相当な技術と覚悟がいることだと思います。

ただ本人は、こういう活動を続けていると素晴らしい人間として世間に
とらえられることに戸惑いがあったそうです。しかしある時から吹っ切れて、
世間から素晴らしい人間であることを期待されるなら、それに近づこうと思ったそうです。
期待に応えようとすることが一番自分を成長させるとおっしゃっています。




私たちは庭づくりの仕事を通してすべてのお客様の期待にこたえようとしていますが、
私たちの未熟さから、その期待に添えられなかったことがあります。
多くの場合、庭づくりはお客様からのお問い合わせからはじまりますが、
まず私たちは、あったこともない方から期待されていたということを
強く意識しないといけないと思います。
勉強会で日々話していることと違うことをしてしまったとき、
ホームページに掲げていることと違うことをしてしまったとき、
なぜそんなことになったのかを全員で考え、同じ意識を共有して、
そんなことがなくなるよう行動したいと思います。



藤井

2013年9月9日月曜日

2013.9.9 体験

私たちのお客さんには小さなお子さんがいるご家庭も多く、
庭でたくさん楽しんでほしい、発見してほしいという思いで庭を設計します。

また計画中のそら村でもどんな出来事があれば子どもたちは
感動できるのだろうと企画を考えています。



なので最近、自分が子供の頃はどうだったかな、何を楽しいと
感じていたのかなということを思い出すことが多くなりました。
そして今の子供たちとどう違うのか、同じなのか。
そんなことを仲間と話すこともあります。

話していると、子どもの頃の環境や経験が大人になってからの
考え方や行動に現れ、また庭のデザインにも影響してくるのだと
感じます。

アニメーションで背景を描く職業がありますが、土の色を塗ると
自分が育った土地の色になると聞いたことがあります。

これらは分かりやすい例ですが、どんな職業でもそういうことが
少なからずあると思います。



また私が小学生の頃は下校したあとも登校班のメンバーでいることが多く、
遊びは上級生から教わりましたし、けんかの仲裁ができる人、
理不尽なルールを押し付ける人、一つのことに詳しい人など、
世代を超えていろんな人から学べた贅沢な時間だったと今更ながら思います。
また、クラスの同級生、習い事の生徒同士など、いろんな自分があるという
ことを無意識に感じていたと思います。



大人になってから子どもの頃の体験はできないわけですから、
そういう場がないなら大人の責任で提供してあげることが大切だと思います。
大きな影響があることを考えて環境づくりをしなくてはいけませんが、
「あたえられた場」、ではなくあくまで「楽しいからいる場」にしていきたいと思います。



藤井







2013年9月7日土曜日

2013.9.7 分度

今日の勉強会は二宮金次郎


生活は自分の収入の内で行うこと、
これを分度という


単に節度を持って生活しなさいという意味ではありません。
ニ、三割の余分を残して、その分で荒れ地の開墾や鍬を買ったり
道を直したり、また飢饉に備えたり、
要するに未来のために使いなさいと言っています。
しかし借金してまでやるのではなく、あくまで収入の範囲内で
行いなさいと釘を刺しています。


金次郎の経済と道徳の一致という考え方がよく表れている言葉だと思います。
無理をせず、成長のための計画性、戦略をたてる。

個人の生活にしても、企業活動にしてもそうだと思いますが、
未来がどうなるか分からないからこそ、自分でコントロールできる範囲は
きっちりと計画していかなくてはなりません。
もし将来、悪い状態になった時あわてないためにも、いい状態の時に
しっかり準備しておくことが大切だと思います。

また成長戦略といいますが何をもって成長というのかは重要です。
農作物のとれ高が増えることも大事ですが、金次郎の最終的な目的は
そこで働く人々が幸せであることだったと思います。


藤井




2013年9月6日金曜日

2013.9.6 子ども達のためのルール

今日の勉強会は


ランドスケープデザインの特集
遊び環境を考える から

川和保育園 育ちあう園庭環境をつくる


です。川和保育園の園庭は大きな木、さまざま遊具
などによって、大きな秘密基地のような空間になっています。
第二の保育室として教育面で大きな役割を果たしていて、
子どもたちがルールを守りつつ遊びまわっています。
このルールも大人が管理しやすくするためのルールでなく、
子どもたちが危険を避けたり譲り合いができたりするような
子どもの目線からの発想で決められています。


最近、待機児童を減らすためとして、設置基準を緩和して
保育所の数を確保しようとしています。
しかしたくさんの子供たちが狭い保育室の中で長時間過ごすということに
もっと目を向けなくてはならないと思います。

子どもの時の経験は思った以上に大人になってからの考え方や行動に
大きな影響を与えるものだと実感しています。
どんな大人になってほしいのかという視点から、基準やルールを
考えていくべきだと思います。またそうすることで、行政と市民の
教育に対しての対話も増えていくと思います。



藤井





2013年9月5日木曜日

2013.9.5 アイデアをつくりこむ

今日の勉強会は


住田町の木造仮設住宅の取り組み


東日本の震災後、いちはやく木造の仮設住宅を建設し、
そのスピードと、木材をふんだんに使った住みやすい空間が
話題となり、多くのメディアで取り上げられました。



この木造仮設住宅は普通の住宅への展開も期待できる質の高いもので、
しかもコストもプレハブより安いのです。

住み心地が良いために、この仮設で暮らす人から、避難が終わったら
譲ってほしいという要望がいくつもあるそうです。

また対応の速さもすばらしかったのですが、
これは町長の多田欣一さんが前々から木造の仮設住宅の構想を持っていて、
図面を練っているさなかに震災が起きたという、タイミングも大きかった
ようです。

そして構想を持っているだけではなく、行動を開始していた事が最も重要です。

思っているだけではなく、いろんな人を巻き込みながら行動し、
図面まで用意しておく、実現性への準備の真剣さが
結果的に多くの被災者を救うことになったのです。



私たちは庭ををつくる仕事ですから、こんなものがあればお客さんに
喜んでもらえそうだと思い付いたとします。それを漠然としたアイデアに
留めておくのではなく、実現可能なものとして提案できるようつくりこんでおく。

それを仲間と意見を出し合いながらブラッシュアップしていく文化のようなものが
できてくるのが望ましいと思います。

そうすることで、いざお客さんから難しい依頼を受けた時も大丈夫という自信をもって
仕事と向き合うことができると思います。



藤井




2013年9月4日水曜日

2013.9.4  リスク

今日の勉強会は


クーリエジャポン2013年10月号より
なぜ日本のゲーム業界は衰退したのか?


2002年に50%を占めたゲーム業界の日本企業の世界シェアは、
2010年には10%まで縮小しました。
この理由について記事では日本のゲーム会社が短期的な
利益ばかりを見ていること。
一つの企業がアイディアを出し、ゲームを作り、市場に投入し、
フィードバックをもらう形をもっていたが、リスクの分散のため分割され、
この統合されたプロセスが失われたことを指摘しています。



リスクを分散したというより、骨組みをバラしたようにみえます。
神経を使って脳の命令をつたえる役割もできなくなって、
逆に五感で得た情報を脳にフィードバックすることもできなくなって、
なんの「リスク」を気にしているのでしょうか。

事業ですから、調子のいい時も悪い時もあると思います。
しかし無理やり調子のいい状態にするために、またそう見せるために
不自然なかたちをとれば、結局は新しいものを生み出せたはずの
自然な姿まで失うことになります。

また不自然な形がもとになって起こるリスクもあると思うのです。
この場合、リスクに向かっていく体制が既にないわけですから、
一人ひとりの消費者や社員といったような本来いちばん大切にすべきところへ
リスクを「分散」して、見えにくくしているのだと思います。

リスクとは、存続すべきものが断たれてしまうことを言うのだと思います。
存続すべきものを自ら断っておいて気にするものではないはずです。



会社は利益を出すところです。そして出た利益をどのように使ってきたか
ということは、その会社がどんな姿をめざしているのかを表すと思います。
企業の財産はお金だけではない、と社員のために多くの投資をするところは、
一人ひとりの社員の発言、考え方、挨拶もしっかりしていると、
いろんな企業をみてきた営業部長が教えてくれました。

そのような会社は、リスクの意味も、取り組み方も違ってくるのだと思います。
逃げるのではなく、みずからの責任として向き合っていくことが大切だと思います。
リスクの意味を間違えないようにしたいものです。


藤井




2013年9月3日火曜日

2013.9.3 責任をとる

今日の勉強会は


致知2013年9月号インタビュー記事より
宮崎県木材利用技術センター所長
飯村豊さん
「弱みを強みに変えていく。それが私の使命」


飯村さんは杉材の利用促進をはかるために
日々奮闘されている方で、今は杉材を使ったガードレールを
つくっておられます。

杉材は柔らかく、大規模な建物の構造材としては不向きだといわれてきました。
しかし飯村さんはその柔らかさを逆に生かした「木殺し」という技術を用いて
直径122メートルの木造ドームをつくることに成功しました。

飯村さんは心の持ちようについて、
誰もやったことのないものをつくるには恐怖心があるが、その恐怖心を
超越するためにもう一つ上の目標、たとえば200メートルのドームを
つくることを想定してやっていく。
手前の目的ではなく目的のさらに先を狙ったときに初めて100パーセントを
超えることができる。
と言われています。



見た事のないものを要求される技術者らしい発想だと感じます。
そして大きな責任を負うからこその心構えだと思います。

庭で必要で既製品になければ自ら作るべきだという考えでいれば、
やはり作ったものの不具合は全部自分にかかってきます。
自分で作るというのは、自分で責任をとるということです。
単に既製品を使う使わないという問題ではなくて、責任をとれる
覚悟をもって取り組めるかということです。

そうゆう覚悟でいればクレームがクレームでなくなると仲間がいいました。

責任をとるという覚悟があれば、施主さんやメーカーがどうこうではなくて
自分たちがどう行動するか、そこで自分たちの本質が問われるのだと思います。



藤井








2013年9月2日月曜日

2013.9.2 口に出す

今日の勉強会は論語です。


子曰く、
古は、言をこれ出ださざるは、
躬(み)の及ばざるを恥ずればなり。

孔子が言われた。
昔、人々が言葉を軽々しく口に出さなかったのは、
実践がそれに及ばないことを恥じたからであった。



言ったことは実践しなくてはいけない。
少し窮屈さを感じました。自由な発言を妨げる場合も
あるかもしれないと考えたからです。
また悪い意味で、できそうにないことは最初から言わないという
考えもでてくるのではないかと感じたからです。

しかし自分が「本当にやりたいこと」を言うのが重要で、
その元になるやる気と責任感が大切だと討論の中で言われました。

たとえば「家を建てたい」と考えていて、
「こんな家にしたい、こういうところに建てたい」と話していれば、
話を聞いてくれる人が集まってきて結果に結びついたりする。
自分にやりたいことがあって、熱心に訴えていけば、周りを巻き込んで
物事が進んでいく。

もしかしたら、口に出すという行為が、実践の第一歩なのかもしれません。

スポーツ選手の中でも大きなことを言った選手がビッグマウスだと
いわれたりしますが、その選手が本気でそうなるつもりで言っているから、
発言に真実味があります。ビッグマウスではないのです。
すでに実践にはいっているのでしょう。

結果的にできる、できないも重要でしょう。しかしどんな結果でも
実践する前と後とでは自分も、とりまく環境もかわっているのだと思います。



そらの船長は仕事を「楽しんでやってください」といつも言います。
一人ひとりが自分の人生を経営していく、
そらはその場を提供していく、だからこそ素の自分で、楽しんでください、と。
そして自分の心に偽りなく働く人の提案はかならず受け入れられるからと
言います。
そして究極は「やりたいことだけをやる」状態だそうです。

当然、やりたくないことは放っておけという意味ではありません。
変な慣習や、間違った常識や、ちいさなプライドや、いらぬ遠慮を捨てて、
本当に自分を賭けて日々の仕事に打ち込んでいけば、
すべてのことがやりたいことになっていくのだと思います。


やりたいことだけ、心に嘘偽りなく仕事を楽しめるようになれれば、
建築家が描いた図面のように、プランに迫力のようなものが加わるのでしょうか。
また逆に、自分の描いたプランにそんな力がやどり、庭となって現れた時は、
私は「やりたいことだけをやっている」のかもしれません。



藤井







2013年8月31日土曜日

2013.8.31 覚悟

今日の勉強会は


広島ホームテレビあした記念日より
橋本善次郎さんの回です


福山在住の庭師、橋本さんの修業時代のお話です。
認められない悔しい日々を過ごす中で、ある日親方に
ある一本の木を切ってみろといわれます。

「親方はほっとこう どうせおこられるし」

悩みぬいた末、怒られるのを覚悟で切すぎぐらいに剪定し、
後ろを振り向くと、意外にも親方に褒められたそうです。

このときの出来事がターニングポイントになり、
人の目を気にしなくなったと橋本さんはおっしゃっていました。



仕事の出来を決める決断が、覚悟を持っておこなわれているか。
その覚悟が、悩みぬいた結果自分の奥底からくるものによって裏打ちされたものであるか。
どんな仕事でもそうでしょうが、やり直しがきかない仕事に向かう時こそ、
自分がそれまでやってきたことがすべてあらわになるのだと思います。



仲間から、自分がいまできる仕事ではなく、自分で自分をつくる仕事を
しなくてはいけない。それができない人は、自分に対しての目標設定が低すぎる
のだという発言があって、ドキリとさせられました。

自分ができることより、できないかもしれないことに挑戦し、
悩んだ結果、開き直ってでも覚悟を持って前に進めれば、本当の自分の姿が
見えてくるのでしょう。
それを積み上げることによって、自分の姿自体もかわっていくのだろうと思います。

逆にそれをしなければ、本当の自分の姿など発見できないし、
「自分らしい仕事」などは到底できないということだと思います。



藤井





2013年8月30日金曜日

2013.8.30 予習

今日の勉強会は


庭師・安諸定夫親方のお話です。


最近、予算の低さなどを理由にして造作物(門や濡れ縁などのこと)を
おろそかにする庭師がいるが、庭師というからには大工が捨てた廃材や
その土地で育つ草木を利用して必要なものをつくれなければならない。
それによって他の職人さんにはだせない味のある造作物ができると
おっしゃっています。
大工さんではなく庭師にたのまれた意味があるのです。

そしてそのための予習の大切さを説いておられます。
いざ頼まれた時、しっかりとした仕事をするために勉強を
積み重ねることが大事です。


私たちも多くのエクステリア会社の中からなぜ選ばれたかを考えて仕事を
しなければならないと思います。既製品にたよらず自作しようとすれば
当然ふだんから予習していなければなりませんし、いいデザインを提案するには
いつも広くアンテナをはって、いいものは取り入れる意識がないといけません。

既製品になければ自分たちで作るという自信があれば、お客様にも
よりよい提案をすることができるのだと思います。



藤井








2013年8月29日木曜日

2013.8.29  井戸端の交流

今日の勉強会は


佐賀市中心街の活性化の取り組み
「わいわいコンテナプロジェクト」です。


 佐賀市も他の地方都市と同じように中心街が空洞化しており、
必要がなくなって取り壊された建物の後は駐車場になり、街並みが
虫食い状態になっています。
 そこで町に点在する駐車場のひとつを「原っぱ」にして人が集まる
仕掛けをつくりました。
 敷地に芝を張り、デッキを作り、中古コンテナを図書館兼休憩所として
設置しています。

 自由に出入りでき、行動に制限のかからない原っぱにしたために、
子どもたちのためのイベント、地元商店街の紹介、芸術家の発表の場
など色々な使われ方をしています。


 一番大きいのは、いままでなかった市民同士の交流の拠点になっている
ところだと思います。
 インターネットなどで遠くの大きなイベントなどは見つけやすくなりましたが、
地域の小規模のイベントなどは、気が付いたら終わっていたということが意外に
多いようです。近所同士のつきあいかたが変わってきて、情報が伝わりにくくなった
からでしょうか。

 そこにきっかけを与えることで住民同士の新たなコミュニケーションの場となり、
またそこからブログなどを通じて情報が発信される拠点にもなっています。


 仲間の一人が「大きな井戸端」といいました。昔あった井戸端会議のような
スペースが、世の中の移り変わりで失われましたが、やはり必要なものだと
いうことが再認識されたのだと思います。

 しかし昔あって、いま必要ならまた作ればいいのだと思います。福山に必要なら、
福山に住む私たちがつくっていけばいいのです。



藤井
 
 





2013年8月27日火曜日

2013.8.27 聴く話す

今日の勉強会は


岸工業株式会社の商品開発の取り組み


東広島市を拠点にしたテントの会社ですが、
「よろず問題はテントで解決できる」をモットーに
多様な製品を生み出しています。

一例としては荷物輸送中の荷崩れ防止ベルトがあります。
どうして運送会社でなくテントの会社がこれを開発できたのでしょうか。

社長の岸さんは積極的に人と会い、開発のヒントを探しておられるそうです。
そして開発を続けることで、困った時に問い合わせてもらえる会社に
なっていきます。
自分たちだけでなく、テント業界を知ってもらうためにも開発をしています。

人の話に耳を傾け、自分たちの技術を生かして開発を続けるということが、
会社の文化になっているのだと思います。



仲間と話していて接客の話になりました。自分たちもお客様のお話に
耳を傾け、よりよい庭を提案しなくてはなりません。
それには来ていただいた方の緊張をやわらげ、お話ししやすい空気を
つくるのが第一歩なのですが、私はここに苦手意識があります。

私が考え込んでいると、「自分が楽しむのが大事」だと言われました。
自分の素と、そらの素を出し、目の前の人を喜ばせるかどうか。
いい時間を過ごしたと思っていただけるかどうか。
結局、人と人との関係で庭ができていきます。
いい庭ができるかどうかは、どのようにいい関係をつくるかにかかっています。



藤井








2013年8月26日月曜日

2013.8.26 正義に親しむ

今日は論語から


子曰く、
君子の天下におけるや、敵も無く、慕も無し。
義にこれ与(とも)に比(した)しむ。

孔子が言われた。
君子の世の中での在り方は、敵を作らず、おかしなものと
慣れ親しむこともなく、ただ正義に親しんでいくのみである。



敵を作らず。最初に読んだ時、この部分に引っかかりを感じていました。
自分から敵をつくろうなどと思わなくても、相手から敵だと思われてしまえば、
そうなってしまうと考えたからです。

しかし仲間から、人対人の発想ではなく、正義や理念からの発想が
大事ではないかと言われました。
人は変わっていくし、敵にも味方にもなる。
しかし正義は不変のものだから、自分の中で意識できていれば、
少々のことで右往左往しなくてよくなる。



難しいです。まず自分の中に正義をしっかりと持った人間でないと、
こうは振る舞えないでしょう。そしてその正義も自分の思い込みでなく
不変のものでないとなりません。

世の中は実際には人対人です。しかしその中でも自分の感情はおいといて
不変的な価値からのアプローチが重要なのでしょう。

たとえば物を売るにしても、単に商品を買ってほしいから売るのと、
お客さんの思いにこたえることで結果的に商品が売れたのとでは、
同じものが売れたとしてもまったく意味が違ってきます。

単にモノが売れたのと、お客さんのストーリーが良いものになったのとでは、
数字上の利益が同じでも、生み出された価値の質が全然違うのでしょう。

この価値を見極めることができ、それが日々の仕事に活せるような
人間になりたいと思います。



藤井







2013年8月24日土曜日

2013.8.24 協働

今日の勉強会は二宮金次郎の


農村の興廃はこの一鍬(くわ)にあり


です。


一人一人がよく働くことが前提で、協力することの大切さを言っています。
自分だけ豊かになるのではなく、村全体で豊かになる中で自分も豊かに
なっていくという協働の精神が大切です。

農村部ではいまでも水路掃除や祭りの手伝いなどで人が集まりますが、
都市部ではどうなのでしょうか。

以前、マンションの反対運動には人が集まったが、その後の街づくりの
会合にはあまり集まらなかったという話を聞いたことがあります。
自分の損得から外れた途端に興味を失ったのでしょう。
しかしこれではいつまでたってもその地域の住民主体のまちづくりなど進まず、
また新たな問題がでてくるだけです。

あと一歩を踏み出せばいい結果が生まれるかもしれないのに、とても
もったいないと感じます。




庭づくりは施主さんとの協働作業のようなものです。なぜなら引渡しのあとは
施主さんのお手入れに期待するところが大きいからです。
私たちも庭の管理をともにやっていくためメンテナンス事業を行っていきたいと
考えていますが、理想は何年か関わったあとは施主さんが主体的にお手入れ
をしていただくことです。

私たちが関わらなくなった途端にお手入れをしなくなるのではなく、庭づくり、
その後の庭暮らしの体験から、庭の手入れを楽しみの一つにしてほしいと思います。

庭を作った時には特に思い入れのなかった方にも何かを感じてもらい、
庭にいるのがうれしい、そう思ってもらえるような庭が、
本当の良い庭なのだと思います。



藤井


2013年8月23日金曜日

2013.8.23 ストーリー

今日の勉強会は


庭師・中村武史さん


石を使った庭の記事で、自然のままの石の形やそれらを積んだ石垣の魅力を
語っておられます。

ある家のリビングの前に置かれた長い沓脱石(4m)は、子どもたちが
縛られることなくどこからでも外に飛び出してほしい、また友達がたくさん来ても
横一列に座れて楽しい。というストーリーにそって使われています。

作って終わりでなく、どう生かしていくか考えられているのだと思います。




仲間の話で、どんな素材を使うにしても、施主さんのストーリーを
つくって話せることが重要だという意見がありました。
これは施主さんの言葉、背景、趣味などをきちんと把握していないと
できないことです。
また、どんな形の庭でも、夢を持ってもらうのが自分たちらしい施工例だ。
という話もしました。

単に形に走るのではなく、なぜその素材か、なぜそのデザインなのかを施主さん
のストーリーのなかから導かなくてはなりません。
私にとってとてもハードルが高いことですが、ひとつのひとつのデザインや
ひとつひとつの現場で常に意識しておきたいことです。



藤井




 

2013年8月22日木曜日

2013.8.22 環境

まずお知らせです。
川上さんと一日交替で書いてきた勉強会のブログは
今日から私(藤井)が一人で担当することになりました。
川上さんは「そらブロ」に登場します。
引き続きよろしくお願いいたします。



さて今日は建築の勉強会です。


「森のすみか」 設計・前田圭介さん 造園・荻野寿也さん


尾道にある住宅建築です。森が内部に組みこまれたような建築です。
よくある中庭ではなく、もっと建築と外部環境が対等なのです。

このような建築を生み出すためには、建築家と造園家が対等であることが
大事です。造園というとどうしても建物が建った後での仕事になりますが、
設計の段階から加わることで、建築と環境の境界があいまいな空間を
実現したのです。

また、ここちよい空間をつくるという時、最初から「外部と内部」、「建築と庭」と
分けて考えない、ニュートラルな思考がこのような空間を生み出すのだと
思います。



造園の荻野寿也さんは、インタビューのなかで、

「ランドスケープによって建築に新しいデザインを付け加えたというよりも、
この場所に新しく付け加えられた建築からその新しさを削ぎ落としてその地に
なじむようにしたいと思っています。」

とおっしゃっています。

この言葉に対して、仲間から、建築への批判もふくまれている、という意見が
ありました。
建築にも、「環境に配慮する」というより、「建築も環境の一部」という
対等な認識をもつことが必要なのかもしれません。

また庭を新しくつくる私たちはなおさら強く意識しなければならないところです。
庭がもとあった環境を害しては本末転倒だからです。



藤井

 





2013年8月21日水曜日

2013.8.21 励まし合う。(川上)

今日は致知9月号より

「経営の目的は永続にあり」
百年企業を創る経営者の条件
S・Yワークス代表 佐藤芳直さん




百年続く会社は世界でも少なく、日本はその中でも多い方だそうです。

経営者の意思決定で大事なこと、継続性・安定性・繁栄性。
この順番が重要だと思うと、営業部長が言ってました。










私には、経験のない経営者。
やってみないとわからない領域だと思うのです。

経営者って簡単になれるかもしれない。
だけど、相当な覚悟がないとできないことだと思うのです。
きっと、、今の私には耐えられない。


その経営を百年も続けることって確かに難しいこと。


みんな、人のため、地域のため、会社のためと言ってますが、自分はどこにあるの?
もちろん、自分も楽しんでいるのですか?





今をとことん楽しむこと。
自分自身が楽しむこと。
自分らしく進んでいくこと。














何かがあるはず、、、
私にはまだわからない。








世界で私は一番愉しんでいますって人に会ってみたいな!







そら 川上




2013年8月20日火曜日

2013.8.20 本気で楽しむ (藤井)

今朝の勉強会は


前田建設 ファンタジー営業部の取り組み



マジンガーZの格納庫を本気で設計し、
見積もりまでつくって話題となりました。

こんなことを本気でやっているのはどんな人たちなんだろう、どんな会社なのだろう
というところに、建設業界に日頃関心のない人たちも興味を持ったのだと思います。

自分たちの仕事の意義や技術力が世間に伝わっていないもどかしさから、数人の
若手社員が勤務時間外の活動としてはじめました。その思いが周囲に伝わり、
アニメの設定にもとずく無理難題にも技術者魂で答え、完成度の高いものになりました。



若手社員たちの本気で楽しむ姿勢が、会社内部だけでなく、外部の一般の人たちにも
伝わったように思います。

しかし本気で楽しむからには、矛盾するようですが時には苦しい場面があり、
それを乗り越えた時はじめて楽しめたと思えるのでしょう。

私も日々の仕事の中で失敗したり悩んだりしますが、これも本気で楽しむための
一部だと考えたほうがいいのかもしれません。

そうやって本気で楽しむのを他の人が見たとき、興味をもってもらえて、
新しいつながりが生まれるのだと思います。



藤井


2013年8月19日月曜日

2013.8.19 悩んだ先には、、(川上)

みなさん、お久しぶりです。
楽しいお盆は過ごされましたでしょうか?




お盆休み明けの朝の勉強会。
論語です。




「子曰わく、吾れ嘗て終日食らわず。終夜寝ねず、以て思う。益なし。学ぶに如かざるなり。」







孔子さんも人間。
波がある人なんだと思う言葉でした。

一日中、食事もせず、寝もしないで、考え込むことがあったみたいですね。



考え込むことも大事だと思うのです。
だけど、一人よりみんなで考える方が良いことも見つかるかもしれない。



世の中には同じ人類が沢山います。
みんなで悩みましょうよ。


せっかくこんなにたくさんの人がいる世の中に生まれてきたのだから、一人で悩むなんて勿体無いよ!




少しは頼ってみませんか?






ほんの少しの勇気で人は一歩が踏み出せる!

こんな言葉を聞いたことがあります。






手を繋いだら、一人ではなければ、そのほんの少しの勇気が持てそうではないですか?
























あっ、ひとつだけ間違ってはいけませんよ?

そらの営業部長が言ってました。

最初から考えないはいけないと。




考えて考えて、その先には誰かに頼ることもありではないでしょうか?







頼る人も頼られる人も、きっと良い未来があると思います。














そら 川上







2013年8月9日金曜日

2013.8.9 できたときから (藤井)

今日の勉強会は


佐野藤右衛門の作庭私塾 随縁放談から
未来の景観を憂う


佐野さんは今の庭づくりに関して、

「納品時点での見た目」を重視した、映画の「セット屋」のようだ
本来は「できたときから始まるのが庭」だ

と言われています。




確かに、庭そのものだけをとらえてデザインすれば、庭ができた時が完成
と思いがちです。

しかし、庭で営まれる生活を豊かする、という意識でデザインすれば、
10年後、20年後の将来を見据えることができます。

そのため単に古く汚くなるものでなく、年数が経っても味が出てくる
自然の素材を、私たちは使いたいのです。

庭づくりの成果が問われるのは、10年後、20年後、もっと先なのかもしれません。




また、お客様との関係も、庭ができたときから新たなスタートです。

いま私たちはメンテナンスに力を注ごうと考えています。
単に不具合を解消するためでなく、庭についてお客様のパートナーになるには
どのような方法が良いのかを話し合っているところです。

暮らしに寄り添うとは、言葉ではなく、どのように行動すべきなのか、
私も仲間の力を借りながら勉強中です。




藤井





明日から休み明けまでブログはお休みさせていただきます。



















 

2013年8月8日木曜日

2013.8.8 寸法。 (川上)

今日は建築の勉強会です。
たまには本業な勉強会もしています!



私の隣では電卓をカタカタとしながら、考えている営業部長!!



1寸=3センチ
1尺=30、3センチ
1間=182センチ


日本建築で使われる単位。


この単位は元々が人間の体の部分を基本としたものなのだそうです。


今は便利な時代で、ものさしやスケールや電卓などいろいろありますが、昔の人は体と頭を使っていたのでしょう。



昔を知りたい!
昔に行ってみたいな!

昔の人がどんなことをしていたのか知りたくなりました。













昔の家は全て、竪穴式住居でした。

今はいろんな家の形があります。




どうして、変わったのだろう。



その経緯も知ってみたい!


疑問だらけです!笑





そんな勉強会を過ごしていました。















そら 川上

2013年8月7日水曜日

2013.8.7 習慣 (藤井)

今日の勉強会は


クーリエ・ジャポン2月号より
「悪い習慣」を断ち切る
あなたの行動の40%以上は「習慣」が決めている、です。


記事によると、日常の選択の大半が熟慮した意思決定だと思いがちだが、
実際は「習慣」で、一つ一つの習慣の積み重ねが人生に多大な影響を与える、
としています。


タイトルにある、行動の40%以上は習慣が決めているというのは、
インパクトがあります。

まず自分の習慣を意識することは少ないと思います。
身体的な癖、考え方の癖などいろいろあると
思いますが、何も考えずにやってしまうのが習慣だからです。

悪い習慣でも、良い習慣でも、なぜそのような行動や考え方に
なったのかを見つめなおすことが大切と思います。

そこをつかめれば、自分の行動や考え方が変わるヒントがありそうです。

また、今は良い習慣でも、ずっと良い習慣とは限りません。
これまでの方法がうまくいっていたから、これからもずっといいとは限りません。

このあたりは、仕事の進め方にもいえるかも知れません。
自分たちのやり方を常にチェックし、見直すことで、新しい試みが
生まれてくるのではないでしょうか。



藤井










2013年8月6日火曜日

2013.8.6 大変。 (川上)

今日は致知9月号より
「教育こそ日本の未来をひらく」

学校法人才教学園理事長 山本昌俊さん
名学館グループ代表 佐藤剛司さん





この記事の中で、私がいいなと思った言葉は、、
「知識は伝承できても感動は伝承できない。感動がすべてと言ってもいい。感動できる人間に悪い者はいないし、感動こそが人間たる証しだと思うんです。」



まさにそうだと思うんです。
感動が大事だと思います。

感動することで人は成長をします!




私たちもアウトドアクラブを通じて、子供たちに非日常的な感動を与えてあげたい。
そんな体験を私たちが提供してあげる。


そこから伸びしろも大きく変わってくると思います。

実際にそらの仲間の子供たちは、今まで3回してきてますが、少しづつ変わってきています。
これからも成長は楽しみです!











もう一つ、今日の私の感動した言葉。

「大変というのはでっかく変わることだと。だから大変な出来事が起きた時こそチャンスだ、チャンスが来たぞ」




本当だーーーーと思いました。




大変って言葉はすごいことなんだと思ったのです。



よく使われている「大変」

良い言葉だなと思いました!







みなさんも、ぜひ、大変はチャンスです!!!











そら 川上






2013年8月5日月曜日

2013.8.5 雑談は必要 (藤井)

今日の勉強会は都合により私(藤井)と森田さん二人だけの
参加となりました。

そこで、庭のことや普段思っていることを討論しよう(要するに雑談)
ということで始まりました。


庭のことでは

・敷地境界のブロックに代わるものはないか、
 そもそも境界ブロックは必要か。
・門柱は必要か。
・芝は「和」なのか。
・庭のデッキを使わなくなるのはなぜか。

などを話しました。



デッキの話の流れから建築の話になり、

 
・カーテンなしでいられる部屋のデッキなら使えそう。
・最初から外構のことが考えられておらず、デッキやベランダは
 つけておけば使われる、と考えがちなのでは?
 
・要するに敷地全体のグランドデザインがうまくいってないのではないか。

という意見が出ました。



あたりまえですが、庭に対しても建築に対しても、
共通する意見とそうでない部分があり、雑談といっても、良い勉強会となりました。


勉強会は仲間がどう思っているかを知る機会でもあると思います。
タイプの違う仲間どうしが自由に言い合い、聴きあう機会は必要だし楽しいものです。



藤井














 


2013年8月3日土曜日

2013.8.3 報徳。 (川上)

今日は金次郎です。

「報徳とは、徳をもって徳に報いることである」





徳とは、、、人のためになること。










そらはお客様のことを真剣に考えたい、そのためにはお客様と向き合う!
そらはスタッフみんなが現場に出る。

単純にスタッフみんなが現場が好きで出ているだけかもしれませんが(^-^)









自然界には一個一個、徳がやどっている。
自然の循環の中で必ず何かの役に立っている。

それを引き出してあげれるのが私たちの仕事でもあります。

私たちの仕事も報徳になるのかな。











その人をどうにかしてあげたいという気持ちだけ。。




周りを生かせれる人がこれからの時代には必要なのかも。

















私はそらの仲間が大好き!

だって、みんな相思相愛くらい相手のことを思いやってる。

このチーム最強だよ!


みんな一緒に。










そら 川上








明日は日曜日。
海に行こうかな~ヽ(・∀・)ノ
ブログはお休みします。







2013年8月2日金曜日

2013.8.2 全体と部分 (藤井)

今日の勉強会は



造園家・大北望さん



大北さんは、いかに全体構成を練るのかというコンセプトメイクが重要で、
ディテールからの発想では材料主体で庭をとらえてしまうと指摘されています。





全体の把握があってはじめて一つ一つのものに思いがこもっていく。
そして一つ一つのものに思いを込めなくては全体は良くなりません。

これは、会社のことのようにも感じます。

どんな仕事でも、様々な制約のある中で、思いをこめて仕事をしていくのは大変です。
しかしどんな条件でも、貫かれた思い(全体)をもって一つ一つの仕事(部分)に取り組む。

それによって一つ一つの仕事が全体の価値をあげていく一つの要素になるのだと感じます。

また、会社に思いがあり、それが共有されていれば、
一人ひとりの社員が、全体の価値をあげていけるのだと思います。




藤井










2013年8月1日木曜日

2013.8.1 沈黙。(川上)

今日は今週から入船した藤井さんが持ってきた題材です。

「沈黙の文化」として洗練された 日本の文化。

「文化」とは、時の経過によって 正直に古美ていくこと。

環境に配慮しつつ美学を伝えることが「建築家」の仕事。


野水瓦産業株式会社 HPの出江寛さんより










和とは、、、、、

それぞれの個性かな。







決まってないもの。

変えれるもの。

無なもの。






かな~と思います。うふふ♡














そらが伝えていきたいこと、、、





家族の時間をつくる。

家族のあり方を提案していくこと。

それが地域にも広がったらいいな。











みんなそれぞれに個々の思いはあります。
たとえ業種が超えてでも伝えていこうとしないといけない。















それがそらでできる仕事。
そらが提供できること。
















そら 川上

2013年7月30日火曜日

2013.7.30 道楽  (藤井)

はじめまして。新しくそらの仲間に加わった藤井です。

今日から川上さんと交代でブログを書かせて頂くことになりました。
人生初のブログでもあります。読みにくい点もあるかもしれませんが、
よろしくお願いします。


さて今日は

致知2013年8月号から「その生を楽しみその寿を保つ」と、
大谷大学 生活の中の仏教用語から「道楽」です。


中国の古典「忠経」に「楽其生 保其寿」という言葉があり、
仕事を楽しむことができれば、自ずとその寿を保って長生きができる。
という意味です。

道楽は「どうぎょう」と読みます。
もとは仏道を求めるという意味で、後に道を修めて得られる楽しみ、悦びを
表すようになります。
道とは生業、仕事のことでもあります。


仕事を楽しむということがテーマです。


仕事を楽しむというのはなかなか難しいことで、自分の趣味趣向に
あった仕事をしている人が楽しめるのではないかという人もいます。

しかし、優れた経営者の人たちはどこかにあった天職を見つけてきた訳ではなく、
自分に与えられた仕事を天職とし、楽しんだのです。

自分の仕事を楽しむ根底に、自分自身をいかに知っているかということが大切になってきます。
自己肯定感から高いレベルの自己批判が生まれ、努力の質が変化します。
自分の仕事に対して客観視できるようになり、仕事のレベルも向上していきます。

これはそのまま会社に置き換えることができます。
私たちは会社の理念を確認するため勉強会を開いています。
自分(会社)がみえてはじめて、お客様に価値のある庭を提案できます。

私たちも仕事を楽しみ、その寿を保って長生きができる会社でありたいのです。

私もそのメンバーの一人になっていきたいです。



藤井












明日は定休日なのでブログはお休みいたします。

2013年7月29日月曜日

2013.7.29 師匠~。(川上)

今日から新入社員の藤井さんが入社されました!
そらの新しい仲間が入船です。

今まで私がずっとブログ書いていましたが、一日交代で藤井さんが登場いたします!
みなさん、楽しみにしていてください。





そんな週初めの今日は論語です。


「子曰わく、仁に当りては、師にも譲らず。」





師匠が全てではなく、間違っていると思ったことは、自分の思う方に進めばいいと思うのです。


人間ひとりひとり、それぞれには役割があるのです。
その役割を自分の強みに変えていく。


正しい道なんてない。
みんな道は違うのですから。


自分の道は自分しかいないのです。


自分の意思をしっかり持っていれば、間違っていると思うことは師匠にだとしても言えると思います。









私たちが朝の勉強会で、論語や致知を勉強しているのは、理念を確認し合うため、お互いの気持ちを知り合うための題材であって、知識を得ようとしているわけではないのです。


結果だけを求めているわけではなく、その過程が一番大切。
過程なくして、結果は出ないですもんね。



勉強をするからこそ、疑問は出てくるし、伝えることができる。
















変な宗教集団ではありませんよ?笑

って言う方が怪しいですか?笑



ただのアホ集団です!

最強でしょ?笑









2013年7月27日土曜日

2013.7.27 私。

今日は二宮金次郎です。


「子孫のために美田を残さず、社会のために美田を残す」







金次郎の人生。
金次郎が人生をかけてしてきた仕事。
決して苦なことではなく、金次郎は楽しんでいた。







「公」と「私」。

私は金次郎は「私」だと思います。
金次郎自身が好んでしている。
報酬など関係なく、ただ好きで仕事をしてる。












人を幸せにしたい、、、

この気持ちだけ、、、























今朝、そらの船長と営業部長が討論していました。
そんな営業部長の言った言葉、やる気に惚れ直しました!
かっこいいと思いました。

さすが!

やっぱり、そらの仲間は最強だ!!



船長の見る目は正しい!









これからが本番!!
楽しくなっていきそうな気がします!
























明日は日曜日なので、ブログはお休みさせていただきます。











2013年7月26日金曜日

2013.7.26 本物。

今日は庭の勉強です。

京の庭匠 第十六代目 佐野藤右衛門の作庭私塾
随縁放談
最終回 庭の未来と若手の育て方

若い子も必死や。しかも、経験できる仕事はどんどん減少しとる。
そんな現状やけど、何事にも興味を持てば、いくらでも勉強できるんや。

佐野藤右衛門さん





今のこの時代、間違っているものだとしても、本物だと思ってしまう傾向にあります。
その偽物のままを次世代に教えていくため、、どんどん本物がなくなってしまう。



本物?偽物?

どう基準つけられているの?
みんなが本気で取り組んでいるのなら、それは本物ではないの?

こんなことを言うと、まだまだ若いなと言われるのでしょうか?笑


本物はこれだってわざわざ伝える必要なんてないと思います。
自分自身で学んでいくこと。
学ぶからには本気で取り組む!
妥協は一つもない。
人生をかけて取り組むこと!


これが本物ではないでしょうか?





人生をかけて、、
最近、この言葉が好きです。


人生をかけてまでする必要あるの?って思われるかもしれませんが、、
意外と楽しかったりするんですよ?


その楽しさがわかった時が本物なのではないのかなと私は思います。







まだまだ理解できていない私ですが、、
仲間、周りの方々、ブログを見てくださっているみなさんから、いろいろと教わりたいと思います。

皆様、よろしくお願いします!















いちばんわかっているようで、実はわかっていなかったりする自分。
好きなことや大切にしている思い。自分とは何者なのか、真正面から向き合ってみよう。
そこから、自分だけの個性を際立たせることができる。














2013年7月25日木曜日

2013.7.25 捨てる。

今日はクーリエ・ジャポンです。

今日は三部作。

「固定観念をうまく捨てられる人が最も賢く、幸せになれるのです」
哲学者 小川仁志さん

「逆境に負けない人間になるために感情をコントロールする方法」
バーバラ・フレドリクソンさん

「人生に不要なモノから捨てていく【ミニマリスト】という生きかた」
ニコデマスさんとミルバーンさん









捨てる。

簡単なようで難しいこと?
難しいようで簡単なこと?


どちらにせよ、考えろということなのでしょうか?
自分にどう生かせるのか、自分にどう影響していくことなのか。
それが良いことなのか悪いことなのか。




捨てることで得れるという考えではなく、学び直すという感覚の方が合っているのではないかなと思います。
もう一度、学び直すことによって、なにか見つけれなかったことがわかるかもしれない。



捨てるって言葉だと悲しいイメージですよね?
ならば、学び直すにしたら、どちらも大切にしているイメージですよね?



それでもいいのではないかなと思います。









固定観念の強い人、、
この人たちも自分の思いがあって生きている。
ただ、周りを見ていくことも大事だと思う。
本当は寂しがり屋な人。
それを表現するのが苦手な人。

そっと触れてあげるだけで違ってくるかもしれない。














みんな自分の幸せ、、周りの幸せ、、
それを伝えていくことで広がる。


気持ちはみんな一緒。




だからこそ、みんなで支えあおうよ!














2013年7月24日水曜日

2013.7.24 満足度?

今日は仲間のスタッフが読んでいる本
21世紀をつくる 「人を幸せにする会社」  
byディスカヴァー・トゥエンティワン     の中より

エフピコさんが創造している「社会共通の価値」







エフピコさんは食品トレー製造の会社です。
トレーの開発をはじめ、リサイクルや雇用にも積極的に努められています。




今日の勉強会で「そら」が学んだのは、まず 提案力。


例えば、エフピコさんはトレーを売り込む際に、ただ製品の良さだけを伝えるのではなく、
製品を使った際の食材の盛付け方も提案されます。

どう盛れば、トレーを含む食材が売れるか・・
どう盛れば、エンドユーザーがそのお店から買って帰る際に 中身の状態を維持できるか・・


商品+αの部分。
商品を使ってもらうことで、どれだけ多くの方が笑顔になるか・・



だからこそ、エフピコさんに仕事をお願いされる。
原料費が上がってトレーの価格が上がっても、そのままユーザーさんはエフピコさんから購入される。


製品力 そして、 提案力。
これがエフピコさんの強みです。






私たちが提供するのは庭。

そこからどれだけの+αを提供していくことができるか・・
そしてどれだけ、私たちのつくる庭を通して より多くの方が笑顔になるか・・





その答えを見つけるためには、どれだけ社内で心の教育がされてるか・・です。

エフピコさんは昔から気持ちを持ってやっていたからこそ、大きくなった今でもずっと続けていくことができている。
ある程度大きくなった会社が明日からやろうと思っても、まずできないでしょう。





この朝の勉強会を続けることでいつか、より多くの方々を笑顔にするのです。

みんなから求められる会社になりたいな。





2013年7月23日火曜日

2013.7.23 命の限り。

今日は致知8月号です。

「幻の茶碗【桃山志野】その再現に懸けた我が半生見えぬ神の手に導かれて

茶陶作家 藤田登太郎さん。









藤田さんがここまで来れたのも自分自身だけでの力ではなく、周りの協力もあってからこそできたのだと思います。


今日、私が見たある記事にも書いてありました。


ひとりじゃなにもできない
でも、ひとりがいなきゃなにもできない
わたしだけじゃない
でも、たったひとりのわたしがいなきゃ
やっぱりなにもできない



まさにそうだなと思った。
周りがいてこその自分なんだと。








藤田さんの言葉で、「僕には無理かもしれませんが、やってみます。」

このことが必要だと思うのです。

お願いされたことには全て答える。
それを期待以上に答えることが大事。

そうすることによって、自分磨きにもなるのです。






諦めるって決断する時が一番肝心。
それが自分の精一杯の限界だから。












自分を探す。


















2013年7月22日月曜日

2013.7.22 努力。

今日は論語です。


「子曰わく、位なきことを患えず、立つ所以を患う。己を知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む。」





最近、教育・社会に対しても結果しか求めない傾向にあります。
それがいけないのではないか。

今の若い世代の人たちは、自分の思いを自由に持っている。
時に良いことでもあるが、悪いことでもある。

自分の好きなことには集中して取り組んだり、固定概念がなく自分の意思があったり。

世の中を当てにしていなかったり、周りの人に対して一歩引いた感情を持っていたり。





良い部分もあれば、悪い部分もある。





でも、なぜそうなるのかは、親世代の方々の教育・社会が関係してきていると思います。
認めてくれる人、表現してくれる人が少なかったのではないかと思われます。



全てが今、対等になっている。
繋がることの喜びを知らずに生きている。



悲しい、、、、












たぶん、繋がりたくない人なんていないと思う。
一人って嫌だと思う。

人は一人では生きられない。
あなたは一人で生きれますか?

一人になるなんて不可能なんですよ?
家族、子供、地域、どう避けるのですか?
必要ないのですか?




孤独と一人は違いますよ。





繋がる。
人類はみんな繋がっています。
大きな輪で。





何気なく生活しているお隣さんが、実は遠い遠い遠い親戚かもしれませんよ?












みんなで繋がりましょう!
そんな世界を私は希望しています!








努力してみませんか?









きっとあなたを認めてくれる人が沢山いるはずです。











私も私を認めてくれる人を沢山たーーーーーくさんいると思っています。
そのために私は日々努力。
無駄なことなど一つもない。
それが私の人生だから。



















2013年7月20日土曜日

2013.7.20 心地よい。

今日は金次郎です!



「敵と味方が生まれる場所
見渡せば 敵も身方も なかりけり おのれおのれが 心にぞある」





相手のことをどんなことでも、人として思えることができるか。
人として尊敬ができるか。
相手の素晴らしいことを素直に褒めてあげることができるか。





自分の全てをさらけ出すこと。
そうすると、人と人との繋がりって深まっていきます。

心地よい。






人のことを想っていると、想いやり、優しさって出てくると思います。
そして周りの向き合っている人以外のことも想えることができるか。










想いやりのある人ってやろうとしてしているわけではないと思うのです。
素なんですよ。

私たちがいつも言っている「素」。

変に考える必要もない。
空っぽでも構わないんですよ。

自然なことだから。



こんなこと言ってる私もまだまだ不自然です。

言葉にしなくてもみなさんに伝えていけたらどんなに素晴らしいことか。
私も常に成長中!
いや、成長中のままがいいな。

大きくなんてならなくていい。
小さいままが私は幸せ。


最近、大きくなると失うものも出てくるって、私のお父さんと話しました。
大きくなりたくはない。
たとえ大きくなったとしても、、、

私は全て失いたくない!
全部が私に必要なもの、大事なもの。


欲張りですよね?
それかまだわかってないのでしょうか?
そうだとしてもこの気持ちは大事にしたい。










こんな欲張りな私。

不自然を自然に変えていきたいなと想う朝でした。


今日も一日頑張りましょう~~!!













明日は日曜日。
アウトドアクラブ3回目です。
ブログはお休みいたします。


思いっきり楽しんできます\(//∇//)\

2013年7月19日金曜日

2013.7.19 石ころ。

今日はコンフォルト8月号より
「石に宿る日本の美意識」
東京工業大学名誉教授 中村良夫さん






桂離宮の笑意軒のように家と庭の境を目立たなくしていく。

固定概念を崩していく。

昔ながらの伝統を守りつつ、一部を崩すことも必要になってきます。









建築士と庭師ってどちらが先に存在していたのでしょう。

みなさんはどちらだと思われますか?






私は、、、、、、、、、、~だと思います!笑

あえて言いません。









仲間1と仲間2は建築士かなと言っていました。
















中村さんが言ってました。
美しいものをつくるという意識がはっきりみえてしまうと嫌味なんです。
って言われていました。




無意識にするからこそ自然。
意識すると不自然なんです。



















全てが自然に。。





なっていけたらいいな。









2013年7月18日木曜日

2013.7.18 山。

今日の朝は雑談になってしまいました。
そんな日もあっていいかな。
たまにはたわいもない話してもいいですよね。


って言ってますが、、結構真剣な話だったりして、、、笑








みんな、違う個性、性格、育った環境、考えていること、将来の目標、
それぞれが思っていることって、もちろん違いますよね。

それはそれで面白い!!


だからこそ、いろんな意見が聞ける。

そらの仲間はみんな違うんです。
面白いですよ。





まとまるの?って感じですよね?(^_^;)





でも、そら船長が言いました。
それぞれには役割がある!と。





私にはその役割がまだ見えていないです。
自分自身わかってはいない。












でも、みんな違うからこそ足りない部分を補っていくんだろうなと。

そうすると、、、、




















一つの素晴らしいものができませんか?!



うん、素晴らしい!!!










今、私たちは山のふもとです。
これから準備をして登っていきます。

桃太郎で言うと、きびだんごをおばあさんからもらって、犬に出会い、きじに出会ったとこですかね。笑





桃太郎の私たちは鬼をやっつけるのではなく、助けに向かいます!
そして、鬼さんと一緒に山の向こうの景色を見れたらいいなと思います。






ストーリー変わってますよね?













それもありあり!








2013年7月16日火曜日

2013.7.16 モクモク

今日は致知8月号より
「生きることは食べること。日本の食と農業を守りたい」
伊賀の里 モクモク手づくりファーム社長 木村修さん






そらの社長が15歳の時に、モクモク手づくりファームに興味があって、動きをずっと見ていたそうです。
そらの原点でもあります。





15歳って、、
どんな中学生ですか??
ってツッコミたくなりますよね(^_^;)




私なんか、その辺によくいそうな平凡な子でした。

まぁ、中学の同級生から言わせると、、平凡な子ではなかったかもしれませんが。笑















会社って創業時は、本当の会社って感じがしますよね。
みんなが本気なんですよ。

顔を見たら、眩しいくらい輝いているんですよ!!



それが会社が大きくなると、、寂しいことに、変わる会社が多いんですよね。



それって社長に対して、意見を言えなくなるんですよね。
なぜ言えないのでしょう?

悪いほうだとわかっていても、誰も言えない。

そんな社長って必要ですか?

私にはわかんない。
社長って名前ではなく、仲間ではダメですか?
















私はみんなが笑っている会社がいいな。

会社が大きくならなくても伝えれることってあると信じているんです。






















想い出の残せる会社になりたい。。






















明日は定休日です。
ブログはお休みさせていただきます。




2013年7月13日土曜日

2013.7.13 すべて。

今日は二宮金次郎71の提言より

「二宮金次郎は十有五にして学に志し、家計を助け、
三十にして生家再興をはかる、
三十五にして桜町領農村復興にかかり、
四十五にして功成り盛名をあたりに拡まる
六十にして六百余の農村復興に成功し、
七十にして社会のために美田を残す」








金次郎さんは神奈川県小田原の農家に生まれました。
両親を早くに亡くし、伯父の家に身を寄せることになった。
伯父の家で農家に励むかたわら、荒地を復興させ、また僅かに残った田畑を小作に出すなどして収入の増加を図り、20歳で生家の再興に成功する。
それからいろんなとこで財政の立て直しを頼まれ、見事に成功していた。









金次郎は、目の前にあるひとつひとつのことを大切に、想いを込めてやっていたんだと思います。


年貢が増えていく一方な時に、諦めかけている農民たちに、朝早く起きて一緒に鍬を持って田んぼを耕した。


金次郎は人々の心までも耕していたんだと思います。



私たちがやるべきことも、庭を通して、人々の心を耕してあげることではないのかなと思います。









金次郎は人を生かしてあげれる人だなと。
自分が目立とうとしているわけでもなかったんです。


単純に助けてあげたかったのではないかなと思います。







人って一人だと不安なんですよね。

みんな一緒です。

だからこそ仲間ってとってもとっても大事なんですよ!!












明日明後日は定休日なので、ブログお休みさせていただきます。

2013年7月12日金曜日

2013.7.12 さくら。

今日はお庭の勉強です。

京の庭匠第十六代目 佐野藤右衛門の作庭私塾
「随縁放談」
第五回 まちをつくる現場



土木屋からしたら何をみみっちいことを、という作業かもしれん。
でもな、植木が将来にわたって育つためには、昔ながらのやり方が一番なんや。
(佐野藤右衛門・談)











ひとつええ結果が見え始めると、もうひとついってみよかとなる。




私はこの言葉に惹かれました。
私はこう捉えました。

「ひとつええことが見え始めると、他のことを見たくなる」

佐野さんの思いと違っていたらすみません。
私はそう思いました。




まだ達成もしていないのに、達成を目前にして新しいことに挑戦する。

はたから見るとアホですよね?
なぜまたそっちに?みたいな。




でも、常に自分自身を高めたいのではないでしょうか?
それかゴールをまだ見たくないと思ったのではないでしょうか?





どんな理由があるにせよ、私はまだまだ結果は見たくないです。
最高に満足のできる結果なら見たいと思う。

一つでも妥協があるなら、私はまだ見たくない。

私に待っているゴールをいつか見るときまで、走り続けたいなと思います。


立ち止まって休憩するときもあっていいと思う。
人間、走ってばっかだと疲れちゃいますもん。


妥協だけはダメ!!







私のゴールはまだまだ先。
今はスタート地点。





それもそれで新鮮かも。
楽しい!