今日は建築の勉強会です。
建築は、つくっては壊す量の時代の反省から、
いいものをつくり、手入れしながら大切に長く使うことが求められています。
環境の面からも、材齢より長く使えればその間に木が育ち、また良質な木材で
家を建てることができます。
設計する側は、構造はもちろんですが、デザイン面からも
長期にわたって使えるように配慮が必要です。
例えば建物の形が複雑になれば屋根の形も複雑になり、
雨漏りについての弱点を増やすことになります。
間取りについても家族の形が変わっても対応できるように、
リフォームしやすくしておく必要があります。
技術の質も、安いものを早く作る技術でなく、
長く使えて修理もしやすい、そういう物が作れる人が
求められるかもしれません。
また家を買われる方も、少なくとも二世代持つと考えれば、
慎重に考えなくてはならない部分があります。
例えば長く建っていれば建物が一度は大きな地震を経験すると思います。
間取りや価格ばかりに目がいって地盤のことをよく考えずに
建ててしまったりするケースが意外と多いと感じます。
長く使うために制約が多く感じられるかもしれませんが、
無駄なものがそぎ落とされて、本当に必要なのはどの部分なのかを
考えるきっかけにもなります。
突き詰めると木と土と紙でできた昔の日本建築に近づくのかもしれません。
藤井
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