今日の勉強会は
建築知識ビルダーズより
「木材自給率50%は可能か」
赤堀楠雄
現在の日本の木材自給率は外材に押されるなどして30%足らずの状況です。
そこで政府は林業の再生、国土の保全などの観点から自給率を50%に
する目標を定めました。
しかし自給率という数字は海外の経済状況や国内の需要によって
左右されるため、この数字だけが達成されればよいという話ではありません。
しかも日本では現在人工林の林齢構成がいびつで特定の樹齢の木だけが多いため、
需要に任せて切り出していけば一瞬自給率が高まっても、またもとのように
森林が荒れかねないことにもなります。
記事では50%という数値目標よりも、森林の持続可能性を
保つための計画を立て、そのうえで将来にわたってどの程度の
木材が供給できるのかを考えることが重要だとしています。
林業も、生産者から消費者にどのように届いたのかをしめす
トレーサビリティや、生産地での六次産業化など、
他の一次産業と同じ様な課題を持っています。
また強度や含水率を明記した材はまだまだ少ない状況です。
しかし国産木材を使用するメリットは多くあると思います。林業の
活性化や国土の保全などもありますが、やはり日本の風土で育っているものは
日本の建築に合います。
供給側はより消費者を意識して選びやすい状況をつくるべきだと思います。
また買う側も木材に興味を持ってほしいと感じます。
家一軒に対しての木材の価格は思ったより少なく100万円台で、
多少いい材料を使ったとしても大きな数字ではないのです。
更新可能な設備にお金をかけるのか、骨組みである木材に
お金をかけるのか、よく考えてほしいと思います。
藤井
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