今日の勉強会は
室内のバックナンバーから
目ざわりデザイン 日本のまち並み
石山修武(建築家)
まちの景色はその国、その地域の文化的な実力を示す。
1950年代のまち並みまでは質素だが統一感のあるまち並みがあった。
家が経済を成長させる目標の一つになり、電化製品、自動車と同じ類の
消費の対象としての家となり、それの集合したものが新興住宅地の
まち並みである。
家の価値観をどこに置くかで街並みも変わってくると思います。
どのメーカーだとか坪単価がいくらという評価ではなくて、
きちんと風土とその家の家風に沿ったものになっているかが
本来の価値だと思います。
またその地域にあった物を建てるので一軒一軒が似てきて、
結果的にまち並みとしても統一感が出てきます。
文化的な評価にそった「いい家」、「いいまち並み」というものが
どんなものか立ち止まって考えてみてもいいと思います。
例えば素材で言うと、私たちが庭づくりをする場合でも
長く価値を感じられるものがいいと考え、既製品よりは自然の素材を
おすすめしていますが、それは建築でも同じだと思います。
素材だけでなくデザイン、構造、機能などが気候風土や人の暮らし
からみてバランスがとれていれば、自然といい家、いいまち並みに
なるのではないでしょうか。
それができれば多少その時々の流行と離れても、
いいものはいいという普遍的な説得力をもつものになり、
長く住み継がれる価値のあるものになると思います。
藤井
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