今日の勉強会は
致知10月号から
「食乱れて国家滅びる」
東京農業大学名誉教授 小泉武夫さん
小泉さんは資源のない日本において国民の心身の健康は
そのまま国力だと考えられています。
そして特に食料自給率の低下や食文化の急激な変化に
危機感を持っておられます。
伝統食が持っていた食物繊維やミネラルの豊富さが失われ、
心身の健康に悪い影響が出ていると指摘されています。
また食料自給率が低い割に食料廃棄量が多いことから、
日本人が食に対する畏敬の念を失いつつあるのではと
考えておられます。
確かに今は、昔と違って食料の心配をすることは少なくなっています。
ですがそのことで動植物の命をいただいているという基本的な部分を
軽視し、製品の様な目で食べ物を見ていると、人間として大切な
部分をなくしてしまう気がします。特にこのような環境で育つ今の
子供たちの教育は本当に大切だと思います。
今世界では日本食がブームになっています。これは主に健康的で
おいしいといったところが受けているのだと思いますが、もう一歩踏み込んで、
命への敬意があって、食材を丁寧に無駄なく扱っていることこそがクールなんだ、と
主張していけばいいと思います。
そうすれば日本の子どもたちも、日本食を食べる世界の子どもたちも、
自分が食べているものに関心を持てるでしょうし、もっといえば命を
大切にするということを自然に学べると思います。
衣食住という基本的なところは、こどもたちの学びの場として大事です。
そういう意味で「住」の一部である庭も学びの場で、例えば風や雨や気温を
感じられるように、できるだけ自然の材料を使うことを続けたいですし、
それによって流行を超えていく大切なものがあることを感じてほしいと思います。
藤井
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