今日の勉強会は
庭2013年冬号から
対話が導く 樹木が映える建築の方程式
荻野寿也(作庭家)×伊礼智(建築家)
荻野さんはもともと建築が好きでしたが、庭と建築がいい関係を築けて
いない事には疑問を感じていました。
そして自分の家を建てる際、唯一庭が作為的でないと感じた建築家・坂本昭さんに
設計を依頼します。
そしてその坂本さんに促される形で独学で勉強し造園の仕事についたという経歴を
持っています。
その荻野さんの「建築と樹木が寄り添うことで心地よい空間が生まれる」
という考えに共感した伊礼智さんとの協働が始まります。
伊礼さんは「緑を建築に引き寄せたい」という荻野さんからの意見も
柔軟に取り入れながら家を設計していき、実際に建った建築には家と庭の
相乗効果が表れています。
伊礼さんは「標準化」に取り組んでおり、これからの住宅の庭の
基準とするべきものとして考えたのかもしれません。
この「緑を建築に引き寄せたい」という考えは「建築を緑に引き寄せたい」
とも読めて、二つを平等に扱いたいという気持ちがよく表れていると思います。
この雑誌も庭の雑誌だけあって、この特集の題も「樹木が映えるように建築をどうすべきか」
と言っているような感じです。ですが荻野さんも、大北望さんも二人の建築家も、
どちらが上かといったような昔の考えにとらわれずに、共にいい空間をつくり、
街を良くしたいという思いだと感じます。
庭と建築は協力していくことで街を良くしていけるという考え方が標準化されると
いいと思います。
藤井
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