今日の勉強会は
クーリエジャポン2013年10月号より
なぜ日本のゲーム業界は衰退したのか?
2002年に50%を占めたゲーム業界の日本企業の世界シェアは、
2010年には10%まで縮小しました。
この理由について記事では日本のゲーム会社が短期的な
利益ばかりを見ていること。
一つの企業がアイディアを出し、ゲームを作り、市場に投入し、
フィードバックをもらう形をもっていたが、リスクの分散のため分割され、
この統合されたプロセスが失われたことを指摘しています。
リスクを分散したというより、骨組みをバラしたようにみえます。
神経を使って脳の命令をつたえる役割もできなくなって、
逆に五感で得た情報を脳にフィードバックすることもできなくなって、
なんの「リスク」を気にしているのでしょうか。
事業ですから、調子のいい時も悪い時もあると思います。
しかし無理やり調子のいい状態にするために、またそう見せるために
不自然なかたちをとれば、結局は新しいものを生み出せたはずの
自然な姿まで失うことになります。
また不自然な形がもとになって起こるリスクもあると思うのです。
この場合、リスクに向かっていく体制が既にないわけですから、
一人ひとりの消費者や社員といったような本来いちばん大切にすべきところへ
リスクを「分散」して、見えにくくしているのだと思います。
リスクとは、存続すべきものが断たれてしまうことを言うのだと思います。
存続すべきものを自ら断っておいて気にするものではないはずです。
会社は利益を出すところです。そして出た利益をどのように使ってきたか
ということは、その会社がどんな姿をめざしているのかを表すと思います。
企業の財産はお金だけではない、と社員のために多くの投資をするところは、
一人ひとりの社員の発言、考え方、挨拶もしっかりしていると、
いろんな企業をみてきた営業部長が教えてくれました。
そのような会社は、リスクの意味も、取り組み方も違ってくるのだと思います。
逃げるのではなく、みずからの責任として向き合っていくことが大切だと思います。
リスクの意味を間違えないようにしたいものです。
藤井
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