薪を背負って本を読んでいる姿でお馴染みの二宮金次郎さん。
成人になってからは二宮尊徳と名乗っていましたが、その二宮金次郎さんが
晩年、こんな道歌を残しています。
「蒔けば生へ 植えれば育つ 天地の あはれは恵みの 限りなき世ぞ」
(訳)
蒔くのは人間、芽を出させるのは自然、植えるのは人間、育てるのは自然。
金次郎は農耕型発想は人と人が協力し合い、人と自然が協力し合って成り立っている
ことをこの道歌から伝えています。
また西洋の狩猟型の発想には自然と人間は敵であり、世界は弱肉強食で奪い合いの原則
である。強いものが弱いものを狩り、狩るものがなくなると土地を捨て、新たな地へと
移住する。
農耕型は自然と人間は共に生きる仲間であり、協働関係にあり、自然に対して尊敬の念を
抱く対象である。
戦後の日本のライフスタイルはアメリカナイズされ、ライフスタイルだけならまだしも、
思想自体も狩猟型の欧米化され、生活の基盤となる会社も利益や顧客、シェアを奪い合う。
そんな社会ではずーと勝ち続けないと幸せを得られない感覚に陥っている人も多いようです。
勝ち続ける人より周りの人達に勝たせてあげられる人が、これからの時代、必要とされるのでしょう。
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